保土ケ谷産希少ワイン 区内で限定販売中
明治時代から昭和初期にかけて保土ケ谷区域にはぶどう畑が点在していた。1902(明治35)年には、現在の峯小学校付近に皇国葡萄酒醸造所が建設され、戦前まで皇室御用達の「皇国葡萄酒」を醸造していた。
保土ケ谷産のジャガイモを原料とした地場焼酎づくりに携わっている区民らのグループが、こうした歴史の伝承や「新たな地場産品を作ろう」と「横浜市保土ケ谷区産のワインを造る会」(大尾美登里代表)を設立。川島町の農家・三村大輔さんの畑で栽培したブドウを収穫し、「開港ワイン」を製造する「地場ワインプロジェクト」に取り組んでいる。初年度の製造は20本だったが、今年は約400kgのブドウ(アーリースチューベン種)を収穫。山梨県内の東夢ワイナリーに持ち込み、希少品種とブレンドし醸造。約400本を製造した。
同会のメンバーによる試飲会がこのほど保土ケ谷区内で行われ、関係者ら16人が参加した。同会メンバーの1人で(有)花見堂酒店の光野司朗さんは「昨年に比べてベリーの香りと味が増した」と試飲の感想を述べた。現在数量限定で一般販売されている開港ワインは税込4500円(750ミリリットル)。区内の酒販店(清水屋酒店/和田、(有)斎藤富美商店/今井町、内田酒店/坂本町)で購入することができる(売切れ次第完売)。また、開港資料館(中区)併設のカフェ「ポーターズロッジ」での販売も予定されている。
開港ワインに関する問い合わせは大尾代表【携帯電話】090・1803・6686へ。