1話目を見たら、夜通し見ちゃう…!【韓国の人気イケメン俳優の新作ドラマ2選】
主演作が次々と作られる韓国の人気イケメン俳優たち。今回は、その中から2人をピックアップして、渾身の演技を見せてくれている最新主演ドラマを紹介します。日本にも大勢のファンがいて、安定の人気を誇る彼らは、見ているだけで目の保養になります。韓国式に言うと“眼球浄化”。ぜひ、イケメンで眼福になって、心も満たされてください!
1.イ・ジェフン主演『交渉の技術』
M&A(合併と買収)のプロたちの頭脳戦を描く韓国ドラマ『交渉の技術』。本作は、韓国で2025年3~4月にかけて放送され、回を重ねるごとに視聴率を伸ばしていき、高い評価を獲得した話題作です。『復讐代行人 ~模範タクシー~』シリーズなどで知られるイ・ジェフンが、冷静かつ鋭い判断力を備えた、大手企業のM&A専門家であるユン・ジュノを演じています。
経営危機に陥った大企業・サンイングループ。どうにかして再建しなければならない状況となり、次期会長の座を狙うハ・テス専務(チャン・ヒョンソン)は方法を模索していました。そんな中、創業者のソン・ジェシク会長(ソン・ドンイル)は、海外にいる“伝説の交渉人”ユン・ジュノを呼び寄せます。
ジュノは、弁護士のオ・スニョン(キム・デミョン)ら適切な人材を選んでM&Aチームを結成し、11兆ウォンという莫大な資金調達を目指します。大胆な戦略を打ち出していくM&Aチームでしたが、ハ・テス専務はジュノの活躍を快く思わず、あらゆる手段で彼の行く手を阻もうとします。
実は、ジュノの帰国の裏には、もう1つの隠された目的があり、やがてそれが明らかになっていきます……。
主演のイ・ジェフンは、ユン・ジュノを演じるにあたって、白髪にメガネというビジュアルにしています。『復讐代行人 ~模範タクシー~』シリーズなどでは、痛快なアクションも披露しているイ・ジェフンですが、今回はクールなキャラクターに扮し、普段の彼とは大きくイメージの違う役柄を演じこなしています。
公式サイトのインタビュー映像では、黒髪の短髪姿でキュートな笑顔を見せているイ・ジェフン。M&Aというテーマを扱う本作について、「難しいと思いそうですが、実は人間ドラマです。温かく、情熱があふれる内容なので、ぜひご覧ください」と解説してくれています。
普段の彼も、白髪でメガネのクールな彼も、どっちもイケメン! 『交渉の技術』は、ストーリーが進むほど面白くなっていくので、眼球浄化しながら最終回まで楽しんでください!
2.チ・チャンウク主演『捏造された都市』
犯してもいない罪で投獄され、全てを失った男性が、人生を狂わせた者へ復讐を誓う、極限の疾走リベンジ・アクション『捏造された都市』。本作で主人公のパク・テジュンを演じるチ・チャンウクは、当サイトで紹介した『最悪の悪』や『江南Bサイド』にも主演している人気イケメン俳優です。2026年には、日韓共同制作の恋愛ドラマ『メリーベリーラブ』(仮)で、今田美桜とW主演を務めることも発表されました!
ごく普通の日常を送っていた、“模範市民”のような好青年パク・テジュン。彼は、たった1人の家族である弟の学費を稼ぐために、配達員の仕事に奮闘しつつ、長年の夢である生花店の開業まであと一歩というところまで来ていました。ところが、ある日突然、凶悪犯罪の罪を着せられ、無実なのに終身刑を言い渡されてしまいます。
刑務所で絶望の日々を送るテジュンは、所内で同じ境遇の囚人と出会ったことをきっかけに、全てはアン・ヨハン(ド・ギョンス)という男によって緻密に計画された陰謀の一部だったことを知ります。テジュンは、自らの正義を取り戻すために復讐を決意し、壮絶な戦いに身を投じていくのですが……。
本作は、2025年11月5日から配信がスタートしたばかりの最新作です。チ・チャンウクは、あまりにも過酷な状況を生き抜かなければならない主人公を熱演していますが、とにかくカッコ良くて目が離せません! テジュンがどのように復讐を果たすのか、見始めたら止まらなくなります。
ヨハンを演じているのは、人気K-POPグループ「EXO」のD.O.ことド・ギョンス。彼は『100日の郎君様』などで俳優としても活躍しており、これまで悪役のイメージはなかったのですが、本作で超絶に悪いキャラクターを見事に体現していて、演技力の高さを証明しました。
『捏造された都市』は、2017年のチ・チャンウク主演映画『操作された都市』の原案を、新たに再構築してドラマ化。全く新しい作品に仕上がっていて、本当に面白いです! 優しい笑顔の好青年から、刑務所で強くなっていく鋭い眼光の猛者まで、チ・チャンウクが見せるテジュンの変化を、ぜひ堪能してください!
清水久美子/海外ドラマ・映画・音楽ライター