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石田精吾氏 市に絵画を寄贈

タウンニュース

市に絵画を寄贈

市内八幡台在住の画家、石田精吾さん(88)がこのほど自身の作品6点を伊勢原市に寄贈。1月27日に市役所市長公室で寄贈式が行われた。

石田さんは東京都世田谷区の出身。中学時代に美術教師の勧めで、美術部に入部したことが絵画との出合いになった。武蔵野美術大学を卒業後、中学校で美術を教えながら絵画教室を開いた。

今回寄贈した6点は石田さんが転機になったと語る、40代ではじめたネパールでの創作活動の一部など。昨年9月には、自身の年齢を考え、今まで支えてくれた人々にもう一度会いたいとの思いから、集大成として自撰展「画業70年の歩み」を中央公民館で開催。多くの人が足を運び、盛況のうちに幕を閉じた。

寄贈式で石田さんは「米寿になるまで元気で描き続けることができた。支えてくれた多くの方に感謝の気持ちでいっぱい。市民の皆さんに楽しんでもらえたら」と思いを語った。萩原鉄也市長は「これからもお元気で、創作活動を続けてください」と労いの言葉をかけていた。

寄贈された作品は、伊勢原南公民館に展示されている。

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