公園、緑道内は「押し歩き」 自転車マナー向上呼びかけ
都筑警察署(扇山剛署長)と関係団体が5月19日、九都県市一斉で実施している「自転車マナーアップ強化月間」に合わせ、中川駅近くの山崎公園周辺の緑道で啓発活動を行った。
強化月間は「自転車ものれば車のなかまいり」をスローガンに、交通ルールの遵守やマナー向上の呼びかけ、ヘルメット着用努力義務の周知徹底などを行うことで、自転車の交通事故防止を図るもの。
区内の公園や緑道では自転車は「押し歩き」が原則で、看板や路面標示が掲示されている。一方、「猛スピードで走る自転車がいて、身の危険を感じた」などの声が都筑区土木事務所に多く寄せられているという。
この日は、自転車利用者や歩行者などに啓発グッズやチラシを配布。緑道を自転車で走行する人に、その場で注意する様子も見られた。
同署交通課の杉野匡政課長は「『原則押し歩き』を知らない人も多いと思う。周知のためにも、こういった地道な活動が必要」と語った。