オリックス吉田輝星の弟・大輝擁する金足農が初戦敗退…甲子園で観戦の兄がエール
西日本短大付を9回猛追「勇気をもらった」
甲子園球場で開催中の第106回全国高校野球選手権大会1回戦で金足農(秋田)が9日の第2試合で西日本短大付(福岡)と対戦し、4-6で敗れた。
2018年に「金農旋風」を巻き起こしたオリックス吉田輝星の弟・吉田大輝が金足農の2年生エースとして先発したが、7回154球を投げて9安打5四球5失点。9回に4点を取って追い上げたが、反撃届かず初戦で涙を呑んだ。
ネット裏から試合を見守った兄・輝星は以下のコメントを発表した。
「スタンドから見る甲子園はすごく楽しかったです。大輝とはLINEで“見に来てね!”と言われていたので“がんばってね!”というやり取りをしていました。試合には惜しくも敗れてしまいましたが、9回の追い上げには3年生たちの気合を感じましたし、大輝にはその姿を見て、これからもがんばってほしいと思います。そして僕自身も後輩たちの姿を見てすごく勇気をもらったので、残りのシーズンも粘り強くがんばっていきたいと思います」
黒木優太との交換トレードで今季からオリックスに移籍した吉田輝星は34試合に登板して2勝8ホールド。弟や後輩たちから刺激を受け、今後のさらなる活躍が期待される。
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記事:SPAIA編集部