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姫路市がヴァイオリンで国際コンクール 文化芸術のまちを世界発信

播磨時報オンライン

姫路市がヴァイオリンで国際コンクール 文化芸術のまちを世界発信

 海外の姉妹都市や姉妹城との友好関係を軸に、世界での知名度を上げるグローバル戦略に取り組み始めた姫路市は、文化芸術のまち・姫路の世界発信へ、「姫路国際ヴァイオリンコンクール」を創設することを決めた。国内外の才能ある若いバイオリニストを発掘して世界へ送り出し、後続の若者にも夢を与えるという好循環の創出を目指す。
 第1回大会を今後2年かけて準備し、2026年度下期に募集要項を発表、2027年5〜8月に1次審査を行い、10月に予選・本選を開く計画。以降も3年周期で開催するという。
 同市では、地元ゆかりの世界的バイオリニスト樫本大進さんが音楽監督を務める「ル・ポン国際音楽祭」を継続して市民が一流の音楽に触れる機会を設けているほか、国内唯一の子ども向け公設バイオリン教室を開いて次世代の演奏家の育成活動を続けている。世界的コンクールの定着に向けた新たな土台作りとして、弦楽器の製作技術でユネスコの無形文化遺産に登録されているイタリア・クレモナ市との連携協議も進めている。
 同市はこのほど、姫路商工会議所の齋木俊治郎会頭やアジアを代表する弦楽器専門商社「日本ヴァイオリン」の中澤創太社長、世界的音楽イベント「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」を毎年開催している姉妹都市・松本市の臥雲義尚市長ら関係者を、オンライン参加を含めてアクリエひめじに集め、実行委員会を発会。会長に清元秀泰姫路市長が就き、審査員として国内外の著名演奏家7人を招へいすることや、日本ヴァイオリンの協力のもと優勝者に名器「ストラディヴァリウス」を一定期間貸与する構想などを示した。詳細は今秋発表する。
 挨拶した清元市長は、「世界の文化振興に貢献できるほか、世界中からの継続的な誘客で地域経済の活性化にも資する」と力を込めた。

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