寒さ耐え ウメほころぶ 開花遅れ 見頃は
寒さが残った2月下旬、県西エリアの各地で春の訪れを楽しむ観梅者の姿が見られた。
小田原市の曽我梅林では2月24日まで「小田原梅まつり」が開催され、多くの来場者が足を運んだ。藤沢市から電車で来場した女性は「初めて足を運んだ。きれいな富士山も見ることができた」と話した。
今年は例年より10日ほど遅れて開花し、イベント終盤に見頃を迎えた。曽我別所梅まつり観光協会は「まつりは終了したが、歩道を歩くなどルールを守り楽しんでほしい」と呼び掛けた。自家用車の来場は小田原牧場アイス工房に駐車可能。
湯河原町の幕山公園では3月9日(日)まで「梅の宴」を開催。2月25日時点の開花状況は五分咲きで、町観光課は「今後気温が上がれば見頃に近づくのでは」と話した。