シャトレーゼ生誕の地・山梨で限定品「山梨スイーツバッグ」を購入したら、シャトレーゼで買うべき真の看板商品に辿り着いた…!
いつもとは違うお土産を買いたいな……。そう思いながら山梨県の甲府駅周辺をウロウロしていたところ、駅横に店を構えるシャトレーゼの関連ブランド「YATSUDOKI 甲府駅北口店」に辿り着いた。
シャトレーゼって山梨の企業だから、もしかしたら山梨限定のアイテムがあるかも……! この読みは見事的中し、お土産やプレゼントにピッタリの山梨限定『山梨スイーツバッグ』をゲットすることができたぞ。
内容は焼き菓子の詰め合わせとなっており、その中でも「ぶどうの城」は山梨以外ではなかなかお目にかかれない商品みたい。珍しいお菓子だな~と思いながら食べたのだが、実はコイツがシャトレーゼにおけるとんでもない伏兵だったのだ……!
・シャトレーゼ「山梨スイーツバッグ(1458円)」の中身
・ぶどうの城 3個
・ビスキュイワッフル ホワイト
・ビスキュイワッフル スイート
・シュガースコーン キャラメルナッツ
・シュガースコーン チョコチップ
・ダックワーズコーヒー
・梨恵夢 バター風味 2個
先にさらっと中身を見ておこう。山梨柄のオリジナルバッグに入っているのは上記7種のお菓子たち。
ダックワーズやワッフル、梨恵夢などは、全国どこの店舗でも買えるものなので、『山梨スイーツバッグ』の真価は「オリジナルバッグ」と「ぶどうの城」ということになる。
「ぶどうの城」は、店頭では箱や袋でも売られていて、3個で400円という手頃な値段。名前と見た目から中身は全く分からないが、開けてみたら美味しそうなレーズンサンドがお目見え!
クッキーはザクザクではなくホロホロしっとりタイプ。北海道のマルセイバターサンドに似ているが、ぶどうの城にはマルセイには使われていない「シナモン」が入っているのが特徴かな。
シナモンが苦手な私でもあまり気にすることなく食べられたので、微かに入っている程度なのだろう。
中に挟まっているクリームには大きさの異なる2種類のレーズンが。味や食感の違い……? と思っていたが、レーズンを漬け込んでいるお酒からして違うらしい。
小粒レーズンにはブランデー・ホワイトラム・ぶどう蒸溜酒が使われていて、大粒のレーズンには自社関連ワイナリーの白ワインを使ってるとのこと。これだけ手が込んでいて1つ140円ほどって、やっぱりシャトレーゼ凄いわ。
ところで……「ぶどうの城」がシャトレーゼにとってかなり重要な名称であることに、現時点でどれだけの人がお気づきだろうか。
実は、「シャトレーゼ」というのはフランス語でシャトー(城)とレザン(ぶどう)を合わせ、「ぶどうの城」という意味でつけられているのだ。シャトレーゼ発祥の地である山梨県甲州市勝沼町はぶどうの名産地だからね。
つまり、「ぶどうの城」はシャトレーゼの看板を背負った商品ということになる。シャトレーゼというと「チョコバッキー」や「北海道バターどら焼き」などが人気であるが、真の看板商品ってもしや「ぶどうの城」なのでは……!?
もちろん、社名を背負ったレーズンサンドだけに、山梨だけの販売で留めておけるものではない。シャトレーゼファンならお気づきだろうが、全国の店舗では「シャトー・レザン」という名前で販売されているのだ。そういう意味では「ふどうの城」は完全な山梨限定……というわけではないのかも。
ただ、「ぶどうの城」にかわいい山梨柄のバッグが付いてくる『山梨スイーツバッグ』は、間違いなく山梨の一部店舗でしか店頭販売されていない商品。お値段も手頃で山梨感も抜群なので、山梨土産やちょっとした贈り物にオススメだ!
参考リンク:シャトレーゼ
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.
▼店頭で購入できるのは山梨県の一部店舗のみだが、実はオンラインやふるさと納税でも買えます。でもそんなところにはほとんどの人が辿り着かないと思うので、山梨限定土産としては全然アリかなと