【今週の『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』の話題は?】吠の兄・クオンの正体は、リングハンター・ガリュード!? <第8話>
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」は、スーパー戦隊シリーズ50周年を記念したアニバーサリー作品。動物や恐竜=「獣(けもの、ジュウ)」をモチーフにした5人の”はぐれ者”たちがヒーローになって大活躍!
物語のはじまりは、すべてのスーパー戦隊のロボが死力を尽くした「ユニバース大戦」。その唯一の勝者、巨神テガソードは深い眠りにつきました。テガソードの力をわけた指輪・センタイリングを全て集めると、どんな願いも叶うと言われていて……。
そんなセンタイリングを巡って、悪の組織・ブライダンのナンバーワン怪人と、ゴジュウジャーが繰り広げる「ナンバーワン対決」は、見どころもツッコみどころも満載! さらに、歴代レッドの力を持ったライバルたちも登場し、センタイリングを奪い合います。
「ティラノレンジャー」のユニバース戦士・往歳巡が謎の戦士に撃たれるという衝撃の展開が話題を呼んだ第7話。迎えた第8話では、リングハンター・ガリュードにスポットが当たります。どうやら彼はブライダンの女王・テガジューンから力を授かった存在のようで……?
本記事では、SNSでの盛り上がりとあわせて、第8話の注目ポイントや考察をしていきます!
※本記事には『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』第8話のネタバレを含みます。まだ観ていない方はご注意ください。
竜儀の過去について、考察が白熱
ガリュードが往歳を連れ去ったあと、「テガソードの里」では少しだけ生活に変化がありました。禽次郎が吠の隣の部屋に住み、アルバイトを始めることになったのです。
デリバリーの帰り道、吠に引っ越しの挨拶でも贈ろうかと話す禽次郎。それに対し竜儀はライバルなのであまり深入りしない方がいいと、冷静に釘を刺します。
「人生、最後に残るのは人との思い出だ。いずれ戦う定めでも、それまでは楽しくやらなきゃ損」と語る禽次郎の言葉に、竜儀は戸惑いながら「そういうものでしょうか」。
普段はテガソードの里でにこやかに接客をしているだけに、このシーンでの反応にはSNSでも驚きの声が上がっていました。「竜儀、表面上は穏やかだけど人付き合いは嫌いなの?」「禽次郎の言葉にあんな顔するなんて……」「竜儀の過去が気になりすぎる」と、彼の内面や過去を考察するポストが相次ぎました。
”父親が医者だった”という断片的な情報以外、語られていない竜儀の過去。もしかすると、かつて大きな裏切りを経験し、人と深く関わることを避けるようになったのかもしれません。そんな中で出会ったテガソードの教えが、今の彼を支えているとしたら熱心な信仰に繋がるのも納得です。
吠が兄・クオンと再会! しかしその正体は……
竜儀と禽次郎がデリバリーに出かけている間、吠には衝撃の再会が。なんと、死んだと思っていた兄・遠野久光が現れたのです。現在は「クオン」と名乗り、AI企業「クオンAIコンツェルン」の社長として活動しているのだとか。
大好きだった兄に「俺の右腕になってくれ」と言われ、嬉しそうに返事をする吠。しかし、その“右腕としての仕事”とは、ゴジュウジャーを皆殺しにすることでした。
クオンこそが、第7話で往歳を撃ち、センタイリングを奪ったリングハンター・ガリュードだったのです。回想シーンでは、複数のユニバース戦士たちを容赦なく倒す姿が描かれ、「リングハンター」の名にふさわしい実力を見せつけました。
SNSは「ガリュード、強すぎ」「変身の演出がカッコよすぎる」「”兄ちゃん”は怖いけどガリュードの変身はカッコいい」と大盛り上がり。
なぜ名前を捨てたのか、往歳を連れ去った目的は何なのか、まだまだ明かされていない情報が多いガリュード。今後の動向も要チェックです!
吠がゴジュウジャーをやめると宣言⁉
クオンの言葉に心を揺さぶられ、ゴジュウジャーに牙を向けた吠。さらに、ゴジュウウルフとの再戦を臨むファイヤキャンドルも現れます。それぞれテガソードレッドとキングキャンデラーに乗り込んで激突するも、気持ちが荒れている吠は、いつものように力を発揮できません。
とどめを刺そうとするファイヤキャンドル。しかし、今の吠を見て「倒す価値もない」と言い放ち、戦いをやめて立ち去ってしまいます。その後、ゴジュウジャーの仲間たちとも対峙……すると思いきや、吠は「俺、ゴジュウジャーやめるわ」とあっさり指輪を手放して去ってしまうのでした。
この展開にSNSでは「吠、ゴジュウジャーやめるってよ」「仲間たちの雰囲気がどこか寂しげだったのが切ない」「レッドが抜けてチームはどうなるんだ……」と動揺の声が多数。
そして、第9話の次回予告では、なんと吠が“執事”に転職⁉ 吠はなぜコンセプトカフェで働き始めるのか? 彼自身の“戦う理由”を取り戻せるのか? 来週もゴジュウジャーから目が離せません!
[文/五六七 八千代]