先制の2点適時二塁打含むマルチHで1軍昇格へアピール!木浪聖也不在で小幡竜平,植田海,熊谷敬宥が争う阪神遊撃スタメン争いに割って入るダークホースになり得るのは!?
百崎蒼生が先制の2点適時二塁打含むマルチヒット
6月22日、萩谷総合公園野球場で行われたウエスタン・リーグのオリックスバファローズ戦に、「2番・二塁」で先発出場した百崎蒼生は、4打数2安打2打点。先制の2点タイムリーツーベースヒットを放つなどマルチヒットを記録し、1軍昇格へアピールした。
3回、1アウト2、3塁のチャンスの場面で打席に立った百崎蒼生は、オリックスバファローズ先発の田嶋大樹の2球目フォークを弾き返し、先制の2点タイムリーツーベースヒットを放った。
さらに、8回1アウト1塁の場面で、百崎蒼生はオリックスバファローズ4番手・富山凌雅の初球ストレートを一塁側へ意表をついたセーフティバントを決め、1アウト1、2塁のチャンスを演出。
百崎蒼生は、3月7日に右肩を痛めて別メニュー調整となり、4月40日に代走として公式戦初出場を果たしたが、同期野手のドラフト3位・山田脩也と育成ドラフト2位の福島圭音から約1カ月半の遅れを取っていた。
1軍では、木浪聖也が15日に行われたソフトバンクホークス戦の9回に、ダーウィンゾン・ヘルナンデスから背中付近に死球を受け途中交代し、検査の結果、「左肩甲骨骨折」と診断され、16日に出場選手登録を抹消され、小幡竜平を筆頭に、植田海、熊谷敬宥がショートスタメン争いを繰り広げている。
先制の2点タイムリーツーベースヒットを放つなどマルチヒットを記録し、1軍昇格へアピールした百崎蒼生には木浪聖也不在で小幡竜平を筆頭に、植田海、熊谷敬宥が争うショートスタメン争いに割って入るダークホースになってもらいたい。