C級グルメ2品を商品化 3月に限定販売
川崎市内産の農産物を使ったレシピを競う「かわさきC級グルメコンテスト」でグランプリを受賞した2品が、惣菜店デリスタスエヒロ(小台)で商品化。3月7日(金)から毎週金・土曜日に同店とセレサモス宮前店で販売される。
商品化したのは、ジュニア部門、市立川崎高校3年生の藤田迪華子さんと大滝未来さんが考案した「川崎野菜たっぷり炊き込みご飯」と、おとな部門、同校教諭の有田沙織さんが考案した「里芋の茶巾しぼり〜春霞」。
2月21日、高校生の2人はデリスタスエヒロの店内で、同店の清水美和さんが試作した料理を試食。味の調整や見た目、販売価格などを決めた。藤田さんは「学校では販売したことはあったが、一般の人に食べてもらうのは初めて。おいしいと食べてくれるとうれしい」、大滝さんは「お店で販売するということで、原価率などの計算も勉強になった」と話していた。
川崎産野菜を知って
清水さんは、同コンテストの審査員を長年務めており、応援の気持ちを込めて毎年レシピを商品化している。「川崎でも多くの野菜が栽培されていることを知ってほしい。今回はサトイモが、とてもおいしいのでぜひ」と呼び掛けていた。