市内新成人は7258人 13日、二十歳を祝う会
八王子市の「二十歳を祝う会」が1月13日(月・祝)、J:COMホール八王子(子安町4丁目)を会場に行われる。主催は八王子市、市教育委員会、同実行委員会。市内の対象者7258人(男性3898人、女性3360人)が新しい門出を迎える。
式典は2部制で、午前10時からと午後0時30分から。中学校区によって分けられる。酒気を帯びた人の入場と酒類の持ち込みは禁止。なお、民法の一部改正に伴い、2022年4月1日から成年年齢が18歳に引き下げられたが、八王子市ではこれまで通り20歳の人を対象に式典を行っている。
開催の準備を進めてきたのは八王子市二十歳を祝う会実行委員会(西村優太朗実行委員長=人物風土記で紹介)。公募で集まった18歳から24歳の8人が実行委員会として企画・運営を行う。
8人は今年のスローガンを「七転び八起き〜可能性の未来へ〜」に決定。コロナ禍に中高生時代を過ごした今年の新成人へ、前向きな思いを込めたという。西村実行委員長は「これまでの20年を振り返り、ここから頑張ろうと思える機会にしてもらえればうれしい」と話す。委員会には地元出身のメンバーもおり、心を込めた企画を考案。当日配られるパンフレットに思い出を感じられる場所の写真を採用したり、高校生にも成人式を意識してほしいと、八王子学園八王子高等学校の吹奏楽部に出演を依頼したりと工夫を凝らした。また、例年恒例となっている出身有名人からのビデオレターの出演者は「当日のお楽しみ」(実行委員会)とのこと。西村実行委員長は「成人式に参加したことで、節目の年に新たな1歩を踏み出したことを感じてもらいたい。また、市内で生まれ育ち、今は市外にいる若者には『いつでも帰ってきてね』『八王子を大事にしてね』というメッセージを込めた」と話した。
桑都テラスも「ハタチマツリ」
中町にある桑都テラスでは同日13日、「ハタチマツリ」と題したお祝いイベントを開催する。正午から午後8時まで。
大広間を舞台に、車人形や居合、大正琴をはじめ、よさこいやお笑い、漫才、弾き語り、シンガーソングライター、DJが登場し、演技や演奏を披露。お祝いムードを盛り上げる。また、身分証明書を提示した20歳の人限定=25年二十歳を祝う会招待者対象=のお楽しみとして、桑都テラス併設店の「100圓ラーメン」は特製豚骨ラーメンを、「#NONAMEDONUTS」はシュガードーナツを無料で提供のほか、生ビール・ハイボール100円などの特典が用意される。
詳細・問い合わせは、HCL合同会社【電話】042・686・0500(平日午前10時から午後6時まで受付)。