【阿蘇市】珈琲を飲みながら、時空旅行。懐かしい音楽に溺れる最高の時間が過ごせるカフェ~乙姫浪漫時間~
COFFEEを飲みながら、昭和歌謡やCITYPOPを聞ける素敵なカフェ&キャンプ場があると聞いて行って参りました。場所は阿蘇市乙姫。 沢山のペンションがある通りを抜けて、「乙姫浪漫時間」というお店へたどり着きました。
2月初めの阿蘇にて初恋
熊本市中央区から車でおよそ1時間。2月の午前中の阿蘇は雪が残っておりました。乙姫浪漫時間は、ペンションが並ぶ所から少し離れて、とても静かな場所にありました。
入口にはスロープがあり、
車いすの方でも入れるようになっております。
「WELCOME 肥後ジャーナル」なんて素敵なサプライズがあり感激しました。こんな事初めて… ここからオーナーの佐々さんの丁寧で愛情に溢れた時間が始まりました。
あたたかく、入る光が優しい店内には
たくさんのレコードが展示されております。情けないくらいに「うわ~!」という言葉しか出て来ませんが、心が震えるほどの懐かしさに時が止まってしまうよう。
メニューは以前肥後ジャーナルでも紹介したcoffee parkの豆を使った乙姫浪漫時間ブレンド500円(現金のみ)。
丁寧に入れて頂いた珈琲を飲みながら、
「何かリクエストはありませんか?」と言われました。が、これだけの懐かしい情報が一気に目に入ってくると、逆に何も考えられなくなってしまい、なかなかリクエストが出てきません。心が欲張りすぎて、逆に凪状態になってしまいました。
ぐるりと店内を見渡すと、熊本出身のアーティストのコーナーがあり、そこから、村下孝蔵の「初恋」を選びました。世代ではないんですけどね。
1999年、会社の帰りに車を運転していたら、村下孝蔵さんが亡くなったというニュースと彼の代表曲である「初恋」がラジオで流れ出しました。その時に初めて村下孝蔵さんの存在を知り、「なんていい曲なんだろう」と涙が止まらなかった事をまるで昨日の事のように思い出しました。
浅い夢だから 胸を離れない~透き通った村下孝蔵さんの歌声が流れます。言葉から色が、風景があふれ出てくる素晴らしい歌詞に改めて心が震えます。 レコードとは言え音は澄んでおり、外の景色も全く違うので、完全にトリップしてしまいます。何曲でもどうぞと、声を掛けてくださる優しいオーナーのために、長く滞在したい方は珈琲のおわかりをしてほしいです。(記者の希望)
熊本といえば、宮崎美子さんも。熊本大学入学後、熊本の百貨店岩田屋伊勢丹のポスターモデルとして、水着姿を披露し、さらに同大学写真部の友人が彼女をモデルにしたブロマイドを作り、それがキャンパスの至る所で目に付き、大学では有名人だったとの事。(Wikipediaより) 今の時代の細ければ細い程良い、というルックスとは逆の肉感がとても素敵ですね。そして今も変わらぬ美貌でいらっしゃいます。
デビュー曲特集のコーナーや、
8㎝CDコーナー。全部ここで写してしまうのはもったいない気持ちになるほどの懐かしいの数々。是非乙姫浪漫時間へ足を運んで見てくださいね。
キャンプ場もあります
溶岩行きという不思議なバス停の裏には(もちろん架空のバス停です)キャンプ場があります。1日1組の限定の完全貸し切り空間です。
カフェの裏側にあたるこの場所はオーナーさんが一人で作り上げられた、とても綺麗なキャンプ場となっております。
わー!ここを貸し切れるなんて最高なんですけど!!
しかも綺麗なお手洗いや
シャワールームあり!!
何と言ってもこの景色!!(緑の綺麗な時期の写真をオーナーさんより提供していただきました)最高すぎます。
道具などは自分で用意していただく事になりますが、大人1名3500。中高生1名500円。小学生以下無料となっております。ソロキャンプは3500円です。
目の前には米塚が…。素晴らしすぎて今すぐキャンプをしたい気持ちになってしまいました。いやここを訪れた人は必ずそんな気持ちになるはずです。
貸し切りなので、周りの目を気にすることなく、
思う存分、阿蘇をゆっくりと満喫できるのです。気候の良い時期に、ここで星空を眺めながら過ごしたらどんなに素晴らしいだろうなぁと。
家族と、お友達と、恋人と、もしくは一人で。贅沢な時間を過ごせる事間違いなしです。お手洗いがすぐ近くにあるのは大事ですね。勿論来た時よりも美しくを徹底してくださいませ。お問い合わせは、こちらのInstagramかお電話090‐2856‐4635までお願いいたします。
まとめ
音楽って不思議です。時には写真を見るよりも、その時の状況や気持ちが胸の奥から溢れてきて完全に思い出に浸ってしまう事が出来る魔法を持っています。
オーナーの佐々さんはの、これだけのコレクションがありながら、決して自分語りをされる事なく、こちら側の気持ちに寄り添ってくださるスタイルがとても印象的でした。
珈琲のお供に懐かしいお菓子が置いてあり、珈琲一杯に付き2つ。でも音楽に満たされていると、不思議とお腹が空かないんです。 複数お客様がいらっしゃる時にはリクエストも譲り合ってお願いしますね。 そして、他の人のリクエストで流れてきた音楽に、がっつり心を持って行かれるという事も多々ありますのでどうぞお気を付けて!