[平安神宮]が守り続け、重要文化財に指定された京都市電(俗称チンチン電車・N電)、後世に伝えるため修繕へ【クラウドファンディング実施中】
[平安神宮](京都府京都市左京区)の南神苑に展示されている京都電気鉄道電車(京都市交通局二号電車)は、約100年もの間改造を免れ、当時の姿をとどめる日本最初の電気鉄道電車だ。
1895(明治28年)に運行が開始され、また同年に平安遷都1100年を記念して[平安神宮]が創建されると共に『第4回内国勧業博覧会』が開催されたことから、博覧会場(平安神宮)への交通機関として京都電気鉄道電車が活躍した。
[平安神宮]創建と非常に関係が深い事から廃線後は[平安神宮]神苑内に展示されてきたが、長年の風雨の影響で車両本体や覆屋の老朽化が著しく、展示の継続が難しい状況となっている。
そこで今回保存修理計画が持ち上がり、クラウドファンディングにて寄付を募ることに。車両本体の修理と覆屋の改修はもちろん、現在、南神苑(有料区画)に展示されている電車を応天門西側(無料区画)に移設、それに伴い周辺の参拝者通路の整備も行われるという。
寄付者には車内掲示広告の復刻レプリカ(運賃表/路線図 2種)や、電車特別朱印、電車の内部見学など金額に応じてさまざまな返礼品が送られる。
電車鉄道発展の礎を築き、重要文化財に指定された貴重な電車が未来へ守り伝えられていくことを願う。
寄付は5000円からで、10月23日(水)午後11時まで受け付け。
鉄道発展の礎を築いた最古の電車「京都電気鉄道電車」を守る|平安神宮
てつどうはってんのいしずえをきずいたさいこのでんしゃ「きょうとでんきてつどうでんしゃ」をまもる|へいあんじんぐう
https://readyfor.jp/projects/heian-nden
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