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<親は財布じゃないッ!>空港からタクシー?食事に3万円?大学生の娘が贅沢すぎる!【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私は50歳のレイコ、夫のタクヤと暮らしています。大学2年生の娘アンナは飛行機の距離でひとり暮らし。大学は山のなかで不便なようですが、それなりに落ち着いた環境で学生生活を送れているようで安心です。けれどアンナが大学に入って1年と少し経ち、私にはある悩みが……。実はアンナがわが家に帰省するたびに、毎回結構な額の出費があるのです。元気な顔を見られるのは嬉しいのですが、この夏休みもいくらかかることになるだろうと思うと頭が痛いです。

「お母さん、夏休み2週間くらいそっちにいるから。往復の飛行機代、私の口座に振り込んでおいてくれる?」そんな連絡を受け、私は帰省費用を送金しました。そして当日。アンナは地元の空港に着いたら電話してくるはずだったのですが……。

アンナから「タクシーで帰ってきた」と言われて面食らった私。慌てて財布を持って表に出て、運転手さんに代金を支払いました。さらにアンナは夫に3万ものお小遣いをおねだり。夫は可愛い娘に甘えられてまんざらでもないようです。

夏休みに入りさっそく帰省したアンナ。空港からタクシーで帰ってきたり、友だちと遊びに行くためお小遣いをおねだりしたり……。初っ端からどんどんお金が飛んでいきます。 しかも夫はアンナの希望をすべて「わかったよ」とのんでしまうのです。たまには父親として甘えさせてあげたい気持ちがあるのでしょう。普段アンナとは離れて暮らしていますしその気持ちはわからなくもありません。 私としては少しイラっとしますが、帰省初日なのでそれ以上のことは言いませんでした。けれどアンナの要求はこの程度では済まないだろう……そんな予感がしていました。

ワガママ全開の娘「お父さん買って~!」え、全部買うの!?

昨夜アンナは結局夜遅くまで友だちと遊び、深夜にタクシーで帰宅しました。そしてお昼近くに起きてきて遅い朝食。夫はアンナと出かけられるのが嬉しいようですが、私はショッピングモールと聞いて嫌な予感しかありません。今度はどんな要求をされるのか……。

ショッピングモールに着くと、アンナは嬉しそうに服や雑貨などのショップをまわりアレコレと物色しはじめました。夫は頼られていい気分なのでしょう。その後もコスメに靴にと甘えられるたびクレジットカードで払っていました。

久しぶりに家族3人でするショッピング。確かに楽しい時間ではありましたが、アンナは爆買いしたうえ支払いは全て夫に甘えるというワガママっぷりを発揮しました。いろいろと買ってもらったアンナは上機嫌です。大学の近くにはカフェすらないと文句を言いつつ、人気のコーヒーチェーン店で新作メニューを飲んでご満悦でした。 夫はきっと娘可愛さにいくら支払っているのか把握できていないのでしょう。しかもアンナは私のイライラにも気づかず、「結婚したら実家の近くに住みたい」と……。私は孫のためにと散財させられる未来が容易に想像できてしまったのでした。

帰省2日ですさまじい金額に!目が覚めた夫「贅沢すぎ……」

可愛らしくおねだりされ、夫も少し浮かれていたのでしょう。まずはいかに自分が娘を甘やかしすぎているのか、夫に理解して目を覚ましてもらわなくてはいけません。レシートを集めて合計額を示すと、夫はアンナに支払った総額にビックリしていました。

翌日もアンナは夫におねだりモードです。「推しのグッズが欲しくてさ~」ニコニコと話しかけますが夫は静かに拒否しました。「いや……もう行かない」夫のことをなんでも願いを聞いてくれる味方だと思っているアンナは一瞬キョトンとしました。「え?」

アンナが散財した金額をレシートとともに「見える化」すると、夫はその贅沢ぶりに青くなりました。そして前日までとは一転して厳しい態度に。なんでも受け入れてもらえると思っていたアンナはその急変ぶりにショックを受けたようです。私が止めるのも聞かず、荷物をまとめて出て行ってしまいました。 その後アンナにどういった心境の変化があったのかはわかりません。しかし謝罪があったということはきっと、私たちの話を理解してくれたのでしょう。たとえ大切な一人娘といえども、家計にだって限界があります。素直に娘の帰省を喜べなくなっていくのは親として心苦しいところがありました。 アンナが自分のことを「甘えすぎだった」と気づいてくれて、今はホッと胸をなでおろしています。

【娘の気持ち】真の自立を知り赤面!足りなかったのは「感謝」

私はアンナ。生まれ育った家を離れ、遠方の大学に進学してひとり暮らしをしています。長期休暇にははるばる飛行機に乗って実家に帰ります。両親はそのたび喜んでおいしいご飯を作ってくれたり、欲しいものを買ってくれたりしていました。しかし今回の夏休みはいきなり両親から「親は財布じゃない」と怒られてしまって……。私は歓迎されていなかったのです。悲しくなった私は帰省を切り上げひとり暮らしのアパートに帰ってきました。

私だって普段は質素な方だと思います。決まった額の仕送りで月々生活しているし、バイトで稼ごうにも田舎すぎて選択肢があまりないのです。なのに責められるなんて……。悲しくなった私はアパートに戻ってきました。すると同じ学部のハルが、その友人をひとり連れて遊びに来てくれました。

帰省するためにはその分余計にバイトで稼がなければいけないと話すノノカ。話を聞いているうちにだんだん自分が恥ずかしくなってきました。衣食住が揃っているのは当たり前のことではないのです。いかに親に甘えていたか気付かされました。

長期休みに帰省するたびに喜んで迎えてくれる両親の顔を見て、私は親に甘えることも親孝行のひとつだと思い込んでいたのかもしれません。お金を出してくれたり物を買ってくれたりするのが歓迎の証であるかのように、どこかで思い違いをしてしまっていました。 けれど飛行機代を捻出できずに帰省を断念したという友人の話に、その考えがいかに幼稚なものだったのかを思い知らされたのです。私は恵まれていたし、金銭的にも甘えすぎていたと……。これからは私も、両親に感謝の気持ちを返していこうと思います。


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