降圧なら野菜より“肉”が正解! 高血圧を防ぐアミノ酸「プロリン」の効果とは【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】
自力で血圧を下げる習慣③ 肉で筋肉・血管・心を元気に!
アミノ酸「プロリン」で降圧
筋肉や血管、血液などをつくるタンパク質は、生きていく上で不可欠な栄養素と言えます。タンパク質が豊富な食材には、肉類・魚介類・卵類・大豆製品・乳製品などがありますが、中でも重要なのが肉や魚などの動物性食品です。動物性タンパク質が、血管や筋肉を新しく再生するための材料となるほか、動物性食品に含まれるアミノ酸の一種「プロリン」に降圧効果が期待できます。
プロリンは植物性食品にも含まれますが、降圧効果が期待できるのは動物性食品に含まれるものだけです。
豚肉を食べて全身の老化防止を
肉の中でも積極的に食べてもらいたいのが豚肉。不足するとうつ症状が出る脳内ホルモン「セロトニン」の原料となる、必須アミノ酸「トリプトファン」とビタミンB6を同時に摂取できるからです。また、余分な糖分をエネルギーに変えるビタミンB1が牛肉の13倍も。疲労回復やダイエットに役立ちます。
赤み部分には鉄分やミネラルも豊富。血管はもちろん、全身の老化防止も期待できます。「年だから、あっさりした野菜中心で」という考えこそ筋肉が衰える原因。豚肉を食べて、心身の健康を目指しましょう。
\「プロリン」の降圧効果があるのは肉だけ!/
『たんぱく質不足』
↓
『筋肉の低下』
↓
『高血圧につながる』
【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊