人間関係による職場ストレス 3位「建設的なフィードバックがない」、2位「ハラスメントの境界線が難しい」、1位は?
パーソルキャリアが運営する調査機関「Job総研」が2025年3月17日、「2025年 職場のストレス実態調査」を実施し、その結果を発表した。
現職場でのストレス有無とストレスの変化、ブラック・ホワイト環境でのストレス、現代のはたらき方やコミュニケーションにおけるストレス、職場ストレスの軽減策について聞いた。
はたらき方に関するストレス 1位は「キャリアの選択肢が多い不安」
<ブラック環境での仕事のストレス 3位「職場への忠誠心が求められる」、2位「上司がトップダウン型」、1位は?>の続きです。
調査では「はたらき方に関するストレス」を聞くと、最多は「キャリアの選択肢が多い不安」で36.0%。次いで、「仕事と私生活の境界線が曖昧」30.8%、「はたらく場所が選べない」が9.9%となった。
また、ワークスタイルの多様化によるストレスはあるかを聞くと、「ある派」が59.3%(「とてもある」9.3%、「ある」20.9%、「どちらかといえばある」29.1%)と、過半数を占めた。
つづいて、「人間関係による職場ストレス」について質問すると、最多は「相談できる人が身近にいない」で27.7%。次いで、「ハラスメントの境界線が難しい」26.8%、「建設的なフィードバックがない」26.5%が上位に。また、コミュニケーション不足による職場ストレスを感じたことがあるかを聞くと、「ある派」が62.6%(「よくある」10.6%、「ある」19.9%、「どちらかといえばある」32.1%)となった。
調査は2025年2月26日~3月3日、20~50代で、現在職を持つJobQ Town(ジョブキュータウン)登録者を対象とした。有効回答数は578人。