出汁にこだわり、素材の旨みを凝縮してとじこめる『せいろ蒸し専門酒場ヅケクラ』 宝塚市
10月17日に宝塚南口に“せいろ蒸し”専門という何とも魅力的なお店がオープン!さっそく取材に行ってきました。
宝塚南口駅から徒歩で2分ほどのところにできた『せいろ蒸し専門酒場ヅケクラ』。実はこのお店、向かいにある”漬け”と“出汁”にこだわった旬彩デリプレートなどが大人気の『zukekura DELI&CAFE』の姉妹店。zukekura同様、出汁にこだわったテイストの料理をせいろ蒸しで提供してくれます。
昭和浪漫テイストをイメージして作ったという店舗はすごくおしゃれ。レトロな扉や看板がアジがあって素敵です。
店内にはカウンター席のほかにテーブル席もあり、安らげそうな雰囲気の空間。
「温野菜を食べてほしい」という思いからせいろ蒸しに着眼し、「野菜をいっぱい食べれる」をコンセプトにする同店。野菜を蒸すことで素材本来の旨みが凝縮され、さらに浸透するのがせいろ蒸しの魅力なのだそう。
「酒にあてがう料理と蒸し」「お肉蒸し」などのカテゴリー分けてたくさんの魅力的なメニューがあり、「おでん蒸し」というのもありました。
ちょっと厨房をのぞいているとちょうど蒸し終わったところ。せいろの蓋を開けた瞬間にふわぁ〜と舞い上がる湯気に思わず「うわぁ〜」と声が上がってしまいます。このライブ感もせいろ蒸しの魅力ですよね!
今回注文したのはこちらの5品。美しいルックスも魅力的で幸せな気分になります。
まずは白菜で包まれた「白菜出汁焼売餡かけ蒸し」。口に入れた瞬間から白菜の甘みが口の中に広がります。豚と鶏のミンチとの相性も抜群で優しい味わいがすごく美味しい!
次は「蒸し出汁コロッケ焼きパン粉がけ」。蒸しコロッケとは斬新です。
「zukekuraDELI&CAFE」の大人気メニューである出汁コロッケを、何とかせいろ蒸しにできないかと試行錯誤して誕生したのだそう。炒めたパン粉の香ばしさと出汁の組み合わせがクセになりそうな感じです。
サムゲタン風のこちらは「手羽元蒸しゲタン パクチー添え」。
ほろほろの手羽元にパクチーの爽やかな味わいがアクセントになり意外にも良く合います。高麗人参も入っているので身体がポカポカしてきます。
和と洋を組み合わせた「自家製サルシッチャソーセージの出汁蒸し。出汁と肉汁の2つの旨みが口の中いっぱいに広がって身体の力が抜けてしまいそうな満足感。冷野菜で食べるトマトとはまた違う優しい酸味もすごく美味しいです。
ぜひおすすめなのがこちらの「蒸しパン」。お皿に残った出汁をつけて食べると最後の一滴まで美味しい料理を堪能できます!
“お酒に合うせいろ蒸し”も意識した同店のメニュー。寒くなる今からの季節に日本酒と一緒に楽しむとより幸せな気分になれそうです。またランチタイムには気軽に何種類かのせいろ蒸しが楽しめるランチプレートも用意されています。体を温めてくれる温野菜とやさしい味わいの"せいろ蒸し"で心も体もほっこりでした。
場所
せいろ蒸し専門酒場ヅケクラ
(宝塚市湯本町1-38)
営業時間
ランチ 11:00~14:00(L.O.13:30)
ディナー 17:00~22:00(L.O.21:30)
定休日
木曜日、日曜日
※祝不定期