目を閉じたらフランスを感じる大人クレープ 山口市「大人のクレープ彩月茶房」
「クレープ」と聞くと皆さんどんな食べ物を想像しますか?
今回紹介するのは、「大人のクレープ」。一体どんなクレープ?そう思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
山口県で初めてフランスバターシュガークレープ専門店としてオープンした「大人のクレープ彩月茶房」では、本場フランスの味を追求した、こだわりのクレープが味わえます。その魅力をたっぷりとご紹介します。
キッチンカーと店舗で気軽に楽しめる
「大人のクレープ彩月茶房」は、水曜日は山口市徳地にある店舗で、その他の日は週末を中心にキッチンカーで県内のイベントなどに出店されています。
出店情報は、お店のInstagramでスケジュールを発信していますのでそちらをチェックしてみてください。
店舗は山口市徳地の国道376号沿い、佐波川を渡る橋のすぐ近くにありますよ。
「大人のクレープ」ってどんなクレープ?
クレープといえば、生クリームやフルーツ、アイスクリームで飾られた、パフェのように可愛らしいものを思い浮かべる方が多いかもしれません。でも、実はそれらは日本独自のスタイルなんです。
本場フランスのマルシェでは、鉄板の上で熱々のクレープ生地にバターをたっぷり塗り、砂糖をかけただけのシンプルな「フランスバターシュガー」が主流。
「大人のクレープ彩月茶房」では、本場のクレープを楽しんでもらおうと、フランスの食材と徳地の食材にこだわった、シンプルながらも奥深いクレープを提供しています。
こだわりのフランスバターシュガー
一番人気は、3種類あるフランスの高級バターを使ったフランスバターシュガー。私も3種類のフランスバターシュガーをいただきましたが、個人的にも一番好きです。
3種ある高級フランスバターは、ボルディエ、ベイユヴェール、エ◯◯。(※実名表記に制限あり)
同じ高級フランスバターでもそれぞれに特徴があり、3種の中でも人気が分かれるのです。
ボルディエ 700円 ミルク感があり、コクと芳醇な香りの3つ星店使用バター。ベイユヴェール 650円 塩味があり、フレッシュな味わい。フランス人気No.1バター。エ◯◯ 650円 上品でまろやかな味わい。日本で人気の有名バター。
私は、少し塩味を感じることができる、ベイユヴェールがお気に入りです。少し塩味があることで、生地本来の優しい甘みを感じることが出来ます。
本当にシンプルな組み合わせではあるのですが、世界最高峰のフランスバターが最高の演出をしてくれています。
本場の味を再現するこだわり
フランスを感じさせてくれるのは、バターだけではありません。生地のサクサク感、この食感がまた本場のフランスで食べるクレープを感じさせてくれるのです。
本場フランスでクレープをいただいたことがあるのですが、同じサクサクとした食感で、中はモチモチでした。
フランスは料理ひとつひとつが繊細で芸術作品。初めて「大人のクレープ彩月茶房」のクレープを食べたときも同じでした。
塩も砂糖も本場フランスから取り寄せているというこだわりよう。卵は山口市徳地の出雲ファームの新鮮で濃厚な卵です。こだわり抜かれた食材と想いを是非味わっていただきたいです。
美味しすぎて、私は一度、サレ(お食事系のクレープ)とシュクレ(甘いクレープ)を2ついただいたこともあるくらいです。
クレープと楽しむ優雅な紅茶
そして今回、「大人のクレープ彩月茶房」で新しく販売が始まった『マルコ ポーロ』という紅茶をいただきました。香りを楽しんでもらえるようにとカップのフタは軽く添えてあります。
こちらは1854年パリ創業のマリアージュ・フレールの代表銘柄です。
紅茶単品 ¥700クレープとセット +¥500茶葉100g ¥3,300(税抜)
コーヒーの香りと違い、紅茶はさりげなく優しく包み込んでくれて、華やかな上品な香りは「フランスバターシュガー」との相性も抜群です。お互いを引き立てており、目を瞑ればそこはフランスを思わせるようでした。
淹れたての温かい時はもちろん、少し時間が経っても華やかな香りや味わいが劣ることなく最後まで楽しむことが出来ました。
茶葉の販売もありますので、お家でも楽しんでいただけます。是非、上質な時間をお楽しみください。