田舎のおばあちゃん家へ帰ったようなあったかメニュー 西紀地区にある『黒豆の館』で地元食材をたっぷり使った「田舎バイキング」を堪能 丹波篠山市
丹波篠山市西紀地区にある『黒豆の館』で、地元農家さんたちによる取れたて旬の食材をたっぷり使った「田舎バイキング」を味わってきました。
黒豆の館は、丹波篠山市の地域活性化センターで、地元産物や加工特産品を販売しているほか、地域に特化した様々なイベントも開催している施設です。場所は丹南篠山口ICから車で約10分、にしきトンネルを越えた先にあり、周辺には緑あふれるのどかな風景が広がっています。
メインフロアの丹波篠山名産物、お土産コーナーを横切り、バイキング会場へ進みます。元々演奏会用サロンとして使用されていた会場は円形で、どの席からも自然豊かな景観が堪能できます。
バイキングは地元の農家さんと提携して毎日新鮮な野菜を仕入れているそうで、季節によってさまざまな料理を味わうことができます。厨房ではその日突然入った野菜にも対応しながら、メニューを作っているのだそう。
体に優しい料理はもちろん、豚カツや、からあげなどガッツリ系のメニューも取りそろえており、金曜日には「焼きたてパン」も登場します。
夏にぴったり!ひんやり冷麺は嬉しいですね。好みに合わせた自分だけのトッピングができますよ。
「黒豆ずし」「黒豆のガレット」など、地元の特産品・黒豆を使ったメニューもたくさん用意されていました。
素朴なメニューの数々に「母の味を思い出す」としみじみと話すお客さんも多いのだとか。おいしいだけでなく、ほっこりとさせてくれるのも同バイキングの料理の魅力なんですね。
魅力的な料理が多く迷いましたが、今回筆者は地元食材を使ったメニューを中心に選んでみました。お茶は黒豆茶、デザートは水ようかんと黒豆そばのかりんとうをチョイス。
バイキング会場では「本日のドレッシングは、素材そのままの味が感じられるようになっています!四季折々のメニューをお楽しみください」など、その日のメニューのポイントを紹介する「館内放送」が流れているので、そちらを参考に料理を選ぶのもおすすめです。土日には子ども向けクイズの放送もあるようですよ♪
こちらは黒豆たっぷりの黒豆ごはん。優しい薄味ですが、噛めば噛むほどごはん一粒一粒にも、しっかり染み込んだ黒豆の味が味わえます。
大人気の黒豆が入ったガレット。ポテト、黒豆が濃厚チーズと見事に合っています。
黒豆煮。黒く光った黒豆の甘煮はもはやスイーツ。汁まですすりたくなります。
玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、なすび。夏野菜たっぷりのカレーは、この夏ぜひ食べてほしい一品です。栄養満点、夏バテ知らず。野菜嫌いの子どもでも、食べられる甘く優しい味です。実際に当館のバイキングをきっかけに、野菜が食べられるようになった子どももいるのだそう。
当館では、売店にて観光客に大人気という黒豆ソフトクリームが販売されています。濃厚な黒豆アイスをベースに、ざらっと粗めの黒豆の舌触りが癖になる味。ぜひこちらも味わってみてほしいです。
場所
黒豆の館
(丹波篠山市下板井511-2)
営業時間
9:00~17:00
バイキング営業時間11:00~15:00(入店は14:00まで)
定休日
火曜日(祝日・手創り市の場合は翌日休館)
※ただし、黒枝豆販売期間等の火曜日は営業、年末年始は休館日あり。(公式ホームページにて告知)
料金
70分制(土日祝は60分)
※10月のみ平日も60分
大人(中学生以上)1485円
小学生 990円
3~6歳 605円
3歳未満 無料
予約
◇電話(日にち指定の場合は前日の17:00まで)
平日 11:00 入店、12:30 入店
土日祝 11:00 入店
※当日の予約は平日11:00 入店のみ若干名対応可
◇E-Park(当日9:00から受付)
◇店頭発券機
※10月は予約休止
TEL
079-590-8077