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今年は春が短く、気づけば梅雨入り。そんな季節にアングラーの心を掴むのが「梅雨イサキ」。今回は、雨を味方につけて楽しむ剣崎沖の釣行レポートをお届けします！

東京湾でイサキ釣り

梅雨時期（6月頃）に脂が乗り、釣り味・食味ともに絶品となるイサキ。産卵前で活性も高く、毎年楽しみにしているアングラーも多い人気ターゲットです。

一義丸に乗船

今回乗船したのは、松輪漁港の老舗一義丸さん。真鯛やカワハギで知られる人気船宿で、イサキ釣りにも定評があります。港も広くアクセス良好、週末は多くの釣り人で賑わいます。

イサキ釣りタックル

一義丸では50号のプラビシが指定されており、7:3調子のロッドが基本。私は以下のタックルを使用しました。

ロッド：ダイワ リーディング スリルゲーム 73 M-195
リール：シマノ オシアコンクエスト CT 300HG
ライン：PEライン2号＋フロロカーボンラインのリーダー5号

棚が浅い（12～17m）ので、電動リールは不要。マーキングで棚を調整するのでベイトリール＋マーキングラインが最適です。

ロッドは7:3調子で50号のプラビシが乗れば大体の竿が使えます。

仕掛け

主に舟宿仕掛けを使用。剣崎沖ではハリスの細い仕掛けが主流です。迷ったら舟宿仕掛けが安心ですね。

仕掛け：ウイリー仕掛け（ケイムラレインボー仕様）3本鈎
秤30cm＋クッションゴム1.5号（30cm）

剣崎沖は攻める釣り

剣崎沖は三浦半島南東に位置する関東屈指の釣り場。今回の釣り方は、まきエサの煙幕内で仕掛けを動かして誘う「ルアー的」なスタイル。待つだけでは釣果が伸びず、積極的な攻めがカギとなります。

実際私もまきエサを撒いてから棚で食わせる釣りを心がけていましたが船長のアドバイスにより当たり棚で竿先に少しでも反応があったら積極的に掛けていく釣り方に変えてから釣果が伸びました。

その日の具合にもよりますのでこれは色々と試してみるしか無いですが誘いからの食わせが決まると楽しいですね。

釣り座について

潮流によって釣り座ごとの釣果差もあるため、船内でのポジション選びも重要です。ほんの少しの場所の違いで釣果が大きく変わります。その日の潮具合もありますのでそこは運次第といったところでしょうか。

今年はイサキの当たり年？

今年はイサキの当たり年なのか私も100匹近い釣果に恵まれました。別日に釣行された方は200匹以上の釣果に恵まれ大型クーラー満タンにされた方も居たそうです。

沢山釣りすぎると帰宅後の調理が大変な事になりますのでそこそこに抑えられた方が良いかもしれません。今年好調の剣崎沖イサキ釣り。まだまだ楽しめそうです。

＜たきがわ／TSURINEWSライター＞