革新的な料理と淡路島西海岸の海を五感で堪能!モダン蕎麦割烹『Oh-SOBAR』誕生 淡路市
淡路市野島轟木、淡路島西海岸北側の播磨灘を望む海側に6月7日、革新的なスタイルの蕎麦割烹料理を提供するモダン蕎麦割烹『Oh-SOBAR』が誕生しました。
㈱パソナふるさとインキュベーションが経営する同店。国内外で活躍する有名デザイナー・森田恭通氏が「自然との共存」をテーマに設計した店舗のスタイリッシュな外観が、多くの店舗が立ち並ぶ西海岸地区でもひときわ目を引きます。
お店の入り口でまず目に入るのが、熟練の職人による蕎麦打ちの実演。鮮やかな手さばきに、つい見とれてしまいます。
店内に一歩入って記者は、思わず「わぁっ!」と声をあげてしまいました。窓際に連なるカウンター席からの、海の眺めのすばらしいこと!窓沿いにはインフィニティプールが設置され、室内と海の風景との一体感を深めています。
落ち着いた色調の店内には、他にもソファ席(24席)や個室(16席)など各シーンに合わせたお席が用意されています。
同店の料理は、大阪・心斎橋で長年、老舗割烹料理店を営んできた東迎清高氏が監修。伝統的な二八蕎麦をはじめアカモクや長命草等を使用した変わり蕎麦が、淡路島の四季折々を彩る料理とともにコースで提供されます。
この日、記者は「料理長特製Oh-SOBAR会席」(8,800円、税込)を頂きました。お品書きのラインナップを見て、ワクワクが止まらなくなる記者。
まずは「前菜五種盛り」。淡路玉葱の甘みがお出汁に活きる茶碗蒸しや、プリプリの淡路蛸にすりおろしたオクラの食感が新鮮な酢の物など、一品ごとに驚きの連続です。
「椀物」は、ホウレン草とトマトを使用してトマトの形に仕上げた真薯のお吸い物。食べるのが勿体ない可愛さです。
新鮮な魚介を盛り合わせた「造里」。小料理が並ぶ「八寸盛」では、ミニ和風コロッケが秀逸!アワビの殻にのせて揚げたクリーミィなコロッケに、玉ねぎの食感が味わいを深めます。
メインの「淡路牛のローストビーフ 新牛蒡ソース」は、牛蒡の独特の風味がビーフの旨味を引き立てます。
いよいよお蕎麦!伝統の二八蕎麦と、「長命草」を使った変わり蕎麦の二色盛を、ワサビと玉ねぎ麹の薬味で頂きます。
程よくゆで上がった細めのお蕎麦は、絶妙の歯ごたえ。蕎麦本来の風味が活きる二八蕎麦は、メジカ(ソウダガツオ)で出汁をとった蕎麦つゆで味わいます。
ビタミンやミネラルを豊富に含む「長命草」を使った変わり蕎麦は、淡い緑色が美しく、爽やかなのどごしでした。贅を尽くした蕎麦コースの締めは、デザートの「長命草のわらび餅アイスクリーム添え」。
窓から入る潮風や静かな波の音の中、見た目も味もステキな料理の数々を頂く……。「五感」をフルに解き放って味わう食事は、とっても幸せな体験でした。
夜はインフィニティプールに松明が灯り、店内は幻想的な雰囲気に包まれます。人気店がひしめく淡路島西海岸でも、ひときわ異彩を放つ新店「Oh-SOBAR」。大人の雰囲気の中、心の贅沢を存分に味わえそうなお店です。
場所
Oh-SOBAR
(淡路市野島轟木字砂川269- 2)
営業時間
ランチ 11:00~15:00
ディナー 17:00~20:00
定休日
水曜日