『水と睡眠』が重要!燃焼型の体質が維持できるコツとは!?【専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方】
『水と睡眠』が燃焼型の体質を維持するコツ
ずぼら断食によって、燃焼型のやせやすい体質になった後、再び蓄積型の太りやすい体質に戻りたいと考える人はいないと思います。無理なく燃焼型の体質をキープしていくために必要な2つのポイントがありますので、しっかりと押さえておきましょう。
1つ目は、水分補給です。1日1.5~2ℓの水を飲むという習慣は、ずぼら断食中の期間限定ではなく、一生続けたい習慣です。なぜなら、代謝のよい体を維持していくためには、水が絶対に必要だからです。
体の約60%は水分でできていて、その大半が細胞内にあります。細胞を新しく生まれ変わらせるためには代謝が重要であり、体内の水分を失うことは、代謝を鈍らせる原因となってしまいます。2ℓという量だけ聞くときつく感じますが、1口は約50㎖なので、1時間に2口ほど飲めば、起きている時間に大体1.8ℓくらい飲む計算になります。そういわれると、少し実践できそうな気がしてきませんか。
2つ目は、やはり質のよい睡眠です。胃を空に近い状態にして眠ることで体の修復・回復力が上がります。毎日、体をリセットしてニュートラルな状態を維持していくためにも、睡眠は何より大切なのです。
水を飲んでエネルギーを生み出す体に
不食や食べる量を適正に保つことで、エネルギー生産の要であるミトコンドリアが活性化し、その働きをさらに高めるために水が必要です。
体内でもっとも水を必要とするのが細胞
体にとり込まれた水分(体内水)のうち、3分の2が細胞で使われます。
各細胞のミトコンドリアがエネルギーを生み出す
細胞のミトコンドリアで生産されるATPは「生体のエネルギー通貨」
と呼ばれ、ATPが多いほどエネルギーに満ちた元気な体に。
代謝力の高いやせやすい体を維持
ATPの生産過程で生まれる代謝水が多いほど健康で、肌も潤いに満ち、若々しくやせやすい体を維持できる。
睡眠で毎日体をリセットする
就寝中に体は修復を行って「人は寝ている間にやせる」し、「寝ている間に健康になる」ので、質のよい睡眠を継続することが大切です。
ストレスなどによって細胞が炎症を起こす
ストレスや喫煙、不規則な生活などによって増えた活性酸素が細胞を
傷つけて炎症が起こる。また、脂肪細胞からも炎症を促す物質が分泌。
炎症を放置していると病気の原因に
炎症した状態が長期間続き、それを放置したままでいると、糖尿病、
動脈硬化、アルツハイマー型認知症の可能性を高めるといわれています。
炎症が自力で治せるうちに修復を!
簡単に治せるうちに体内の炎症を鎮めていくことが重要。その大きな
役割を果たしているのが睡眠です!
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そんなに食べてないのに太る本当の理由
「そんなに食べていないのに体重が減らない」「カロリーを抑えて食べているはずなのに太ってしまう」という声をよく耳にします。努力している人には酷かもしれませんが、食事に気をつけているつもりでも、じわじわと体重が増えていく、あるいは、理想の体重以上の体重がありなかなか減らないという場合、自覚のあるなしに関わらず、食べ過ぎていることがほとんどです。
食べ過ぎと聞くと、食べる量をイメージする人が多いと思います。確かに、お腹がパンパンになるまで食べればそれは食べ過ぎです。ですが、油たっぷりの揚げ物や炭水化物が多めの食事など、次の食事までに胃で消化しきれないようなものを食べたり、量が少なくてもその日の活動量で消費しきれないくらい高カロリーなものを食べたりした場合も、実は食べ過ぎなのです。
食べ過ぎチェックリスト
ずぼら断食で体を改善していくにあたり、まずはスタートラインに立つことから始めましょう。ダイエットの基本でもありますが、やせたいと思ったら自分の食生活を把握すること。下の「食べ過ぎチェックリスト」を使うと、簡単にセルフチェックができます。食べ過ぎなのか、食べ方のクセがあるのかを確認してみてください。
□ 1日3食、ほぼ決まった時間に食べている
□ 舌にたっぷりと白や黄色の苔こけがついている
□ 満腹になるまで食べないと食べた気がしない
□ 午後のおやつ、または夕食後のデザートやスナックがルーティーン
□ 食べてから2時間以内に眠ることがよくある
□ 早食いの自覚があり、大低20分以内で食べ終わる
□ 昼食から1〜2時間後に強い眠気を感じることがしばしばある
□ よく噛んで食べようと意識したことがほぼない
□ 唐揚げやコロッケなど油で揚げた料理が大好き
□ 毎日、夕食に炭水化物(ごはん、麺類、パン、粉物など)を食べている
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出典:『専門家がしっかり教える 図解 やせる食べ方』