ミドラボ また使われる場所に 集会所リニューアル
東京工芸大学と神奈川県住宅供給公社が連携し、緑ヶ丘団地(厚木市緑ヶ丘)の活性化に取り組む「ミドラボ」による、同団地の集会所リニューアルが完成し、2月5日に大学企画によるオープンハウス(お披露目)が行われた。
「ミドラボ」では、団地内の屋外空間を開いて繋ぐオープンストリート構想を描いており、一昨年には団地内に設置したコミュニティベンチが集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞を受賞している。今回の集会所リニューアルは古くなり利用頻度の減った集会所をリノベーションし、多くの人に使ってほしいというもの。完成した集会所には大きなディスプレイウォールを設置したほか、仕切りを減らし大きなオープンスペースを確保。同大大学院・修士2年の大塚昴さんは「使い方は自由。コミュニティの繋がる場にしてほしい」と話した。
当日は団地住民をはじめ、地域の人も数多く訪れた。今後の利用については、団地住民や地域と検討をしながら進めていくという。