生まれたての赤ちゃんは“どこでも爆睡”!? 新生児期の神秘と育児スタートの心構え【90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!】
【誕生~生後2週間】
90分周期がはじまる準備をして休めるときに休みましょう
子宮にいたころの赤ちゃんは、ほとんどいつも寝ている状態にありました。生まれてからの人生最初の2週間も、まだその状態がつづいているようなものです。
生後2週間までの赤ちゃんを見ていると、大人が手を貸さなくても自然に眠りに落ちていることに気づくでしょう。
この段階の赤ちゃんは、大人の腕のなかはもちろんのこと、ベビーサークルや床においただけでも、基本的にどこでもいつでもころっと眠れます。
しかも、ぐっすり眠れているのです。
新生児は掃除機をかけていたり、大音量で音楽が流れていたり、救急車がサイレンを鳴らして通りすぎたりしたとしても眠っていられます。
気性が穏やかで1回に何時間もぐっすり眠る新生児の場合、生後数週間は育児なんてかんたんだと思うかもしれません。
しかし、油断は禁物です。まもなく赤ちゃんの覚醒周期が稼働しはじめます。
もちろんNAPSメソッドがあれば、自然のリズムにあわせて赤ちゃんを眠らせ、十分な睡眠をとらせることができるだけでなく、大人も休む時間をもつことができるので、あわてることはありません。とはいえ、余裕のあるうちにできるだけ休みながら、大変な育児がはじまることを覚悟しておきましょう。
【出典】『90分周期で9割の子が本当に眠ってくれる!』著:ポリー・ムーア, 監修:成田 奈緒子