隅々まで刮目せよ!中古ルアー購入時に注意したい7つの項目
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中古ルアー購入時に注意したい7つの項目
撮影:TSURI HACK編集部 年々、上昇の一途を辿るルアーの平均価格。それに加え、ルアーは消耗が避けられない釣具でもある為、少しでも購入費を安く抑えたいと考える人は多いはず。そんな時に重宝するのが中古ルアーの存在。今回は中古ルアーを購入すると時の注意点をまとめてみました。
中古ルアーにはハズレがある
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中古ルアーは実際にスイムテストをした訳ではなく、外観のダメージから、その値段を査定しています。その為、実際にちゃんと泳ぐとは限らず、泳がなかったからと言って返品することが出来ないのが現状です。購入の際は、そのリスクを承知の上で購入する必要があります。
外傷のチェック
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傷が多いルアーは、それだけ使い込まれたという証拠。今は大丈夫でも近いうちに壊れてしまう可能性も考えられます。リップ、ボディーの傷、ラインアイの錆など、隅々までよく確認し、外傷の多い中古品は選ばないほうが賢明かもしれません。
亀裂・浸水のチェック
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ルアーに亀裂があるものは、内部に水が浸入する為、ラトルボールが錆びている事があります。まず見た目で亀裂の有無を確認し、クリア塗装で中が見えるものはラトルボールに錆が入っていないかを確認してみましょう。
ワンポイントアドバイス
一目見ただけでは確認できない亀裂も、ルアーを蛍光灯に翳してみると確認できる場合もありますよ。
重心移動システム・ラトルのチェック
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シマノのルアーに搭載されているAR-Cシステムなど、バネの重心移動システムを採用しているルアーの中古品は、重要なバネの部分が弱っている事も考えられます。実際に振ってみて、システムに異常がないかを確認しましょう。また、ラトルインのルアーでも、ラトルが中で固着している事もありますので、ルアーを振ったときの音にも注目してみましょう。
ラインアイのチェック
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ラインアイに変形や破損がある場合、ルアーそのものが使えない可能性だけでなく、使えたとしても真っ直ぐ泳がない可能性が高くなります。ラインアイに変形がないかをチェックすることも重要でしょう。
フックの状態をチェック
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中古ルアーを購入したら、基本的にフックは交換するのがオススメです。とは言え、フックも安くはないので、そのまま使えるに越したことはありません。フックに錆びや歪みがないか、フックポイントやカエシが潰れていないかなどを確認しましょう。フックが交換できないワイヤーベイト、ラバージグなどは特に注意が必要です。
偽物じゃないか・定価より高くないか
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ルアーの知識があればさほど気を使う点ではありませんが、コピー品でないか、定価より高くないかといった点もチェックしたい項目です。中古店はルアー一つ一つに「○○ブランドのルアーです」と表記している訳ではありませんので、もしコピー品だったとしても、それは選んだ側の自己責任になってしまいます。
また、100円均一のルアーが200円で売られている事もありますので、中古=定価以下の値段で買えるとの決めつけはいけません。ワームであれば、有名ブランドのパッケージに入っているけど、中身が違った。といった事もありますので注意しましょう。
中古ルアーで賢く節約!
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お得な値段で手に入れることができる中古ルアー。しかし、購入時にルアーの状況をしっかり確認していないと、逆に損をしてしまう可能性は捨てきれません。傷や亀裂、ラインアイやルアー内部の状態など出来る限り確認し、値段と照らし合わせてから購入したほうが間違いないでしょう。