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なぜ? 親友の夫が襲来…彼女の「裏の顔」に愕然。まさか私が“使われてた”なんて!

コクハク

友人の秘密(写真:iStock)

 著名人が不倫で活動自粛するというニュースが相次ぐ昨今。そのせいか日常生活で「不倫」という言葉を聞くことが増えたと感じている人も多いのでは?
 近年ではSNSやマッチングアプリの発達により、以前より手軽に異性と出会えるようになったためか、不倫経験のある人が増加しつつあるように感じます。
 今回はそんな自分でも知らないうちに不倫問題に巻き込まれてしまった筆者の経験をお話します。

大好きだった友人

仲良しだと思ってた(写真:iStock)

 当時筆者には、昔の職場で知り合った10年来の友人(30代前半)がいました。

 その友人とは趣味や性格も全く違うのに不思議とウマが合い、お互い職場が変わったあともよく飲みに行ったり、泊まりで旅行に行ったりする関係に。

 それぞれが結婚したあとも交流は続き、月に1回は近所の居酒屋に飲みに行き、家庭の話や仕事の話をしてワイワイ騒いでいました。

 友人は華やかな雰囲気の明るい女性で、交友関係も幅広い人気者でしたが、どんなに忙しくても筆者と過ごす時間を作ってくれるのがとても嬉しかったことをよく覚えています。

 しかしその友人との信頼関係は、あることをきっかけに崩れてしまったのでした。

【読まれています】永野芽郁を「異常に叩く」人へ。不倫は絶対ダメ、でも…矛盾を生きている現代の既婚者たち

友人の旦那さんが、なぜ?

友人の旦那さんが(写真:iStock)

 ある日、夫と2人で夕食を終え、のんびり過ごしていた私の家の玄関のベルが鳴りました。

「こんな時間に、誰だろう? 」

 来客や荷物が来る予定はなかったため、夫が不審に思って玄関を確認。

「〇〇さん(友人)の旦那さんが来てるよ! どうしたんだろう」

 友人とはお互いの結婚式に出席したり、家族ぐるみで食事に行ったりしていたので、夫は友人の夫の顔もよく知っています。

 とりあえず玄関のドアを開けた夫に、友人の旦那さんは大きな声で怒鳴りました。

「お宅の奥さんは不倫の片棒を担ぐのか! 女の友情なんてロクなもんじゃないな! 」

 ふ、不倫!? 夫も私も全く意味が分からなかったものの、玄関先で騒がれても困るので旦那さんを部屋に入れて話を聞くことにしたのです。

大好きだった友人の裏の顔…

友人の秘密(写真:iStock)

「不倫って何の話ですか…」

「とぼけてもこっちは全部知ってるんだよ! 」

「知ってるって何を⁉」

 ものすごく憤慨している様子の旦那さんをなんとかなだめ、話を聞きだした私と夫。

 旦那さんいわく、友人はマッチングアプリで知り合った不特定多数の男性と不倫をしていて、いつも「筆者と飲みに行ってくる」と言って家を出ていたことがわかったのです。

「え、私がアリバイに使われてたの? 」

 全く知らなかった筆者はショック。友人とは最近会って食事に行ったばかりでしたが、不倫については全く聞いたことがありません。

 まさか友人が不倫をしていて、自分をアリバイに利用しているなんて。

私のせいにされていた?

なんだったんだろうな…(写真:iStock)

 友人が筆者と定期的に飲みに行くことを知っていた旦那さんは、最初は疑っていなかったものの、あまりに夜に家を出る回数が多いので後をつけた結果、不倫していることがわかったとのこと。

「離婚するんですけどね、その前にあなたに一言文句を言ってやろうと思って来ました。マッチングアプリもあなたに教えてもらったそうじゃないですか」

 そう言ってうなだれる旦那さんに、不倫やマッチングアプリについては全く知らなかったことと、勝手にアリバイに利用されて驚いていることを伝え、その日は帰ってもらいました。

 数日後友人が「旦那に家を追い出された」と泣きついてきましたが、勝手にアリバイに利用したことを怒るとふてくされて帰ってしまいました。

友情や信頼関係とは一体なんだったの

 彼女からはそれっきり連絡はありません。私たちの友情や信頼関係とは一体なんだったのでしょう。

 女同士の友情よりも不倫を取ったことにガッカリですし、私が友情と思っていたものは「ただの利用価値のある関係」でしかなかったのかもしれません。

 友人夫婦はそのまま離婚したと共通の友人から聞きました。今の彼女は既婚男性と愛人関係を結んでは別れ、を繰り返しているそうです。

 人の性とは簡単には変えられないようですね、それでも筆者は時々友人と過ごした楽しかった日々を思い出し、それらをあっけなく壊した不倫について考えてしまうのでした。

(取材・文=齋藤緑子/キジカク)

▽齋藤緑子 関西在住のフリーライター。女性ならではの悩みや疑問に寄り添えるような記事を執筆するのが目標です。最近ソロ活にハマっていて、ひとり居酒屋や劇場でのお笑い鑑賞など、どんどん単独行動の幅を広げています。

(コクハク編集部)

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