泉区防災講演会 災害関連死の「予防を」 救急医療の専門家が登壇
泉消防署と泉火災予防協会が主催する防災講演会「能登半島地震の発生から1年〜災害関連死をご存じですか〜」が3月7日、テアトルフォンテで開かれた。
講師として登壇したのは戸田中央メディカルケアグループの野口英一さんと有賀徹さん。
有賀さんはさまざまなデータを示しながら、「災害関連死もやはり高齢者の方がリスクが高い」とし、「軽い運動や水分補給、口腔ケアなどでできる対策もある」と呼びかけた。
またイタリアの避難所を紹介し、「日本は大正時代から避難所では雑魚寝。避難所でも健康で文化的な生活を市民が求める必要があるのでは」と参加者に訴えた。