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カンボジア村 日本との交流拠点に プレオープン盛大に

タウンニュース

民族衣装を着て親交を深める萩原市長とトゥイ大使

伊勢原市石田にこのほど、日本とカンボジアの文化や伝統の交流を図るための施設「カンボジア村」が完成。4月19日には同所でプレオープンイベントが開催され、建設を手掛けた(株)コジマホールデングス(厚木市)の関係者をはじめ、来賓として伊勢原からは萩原鉄也市長、カンボジアからは駐日カンボジア王国トゥイ・リー特命全権大使らが参加した。

カンボジア村は、(株)コジマホールディングスが建設した日本とカンボジアの友好を深めることを目的にした交流拠点。カンボジアの若者が農業活動をする場で、かつ高度な農業技術を身に付ける学びの場として建設された。施設内にはカフェスペースやデッキスペースもあり、ステージなど各種イベントを実施することができる。

同グループは、中心となる(株)小島組が2013年カンボジアのプノンペンに海外部門・コジマグミカンボジアを設立。現地で技術者育成などのさまざまな支援を行い、2022年には厚木市内にカンボジア商業センターをオープンさせている。

プレオープンイベントにはコジマホールディングスの関係者らが多数来場。伊勢原市国際交流委員会もイベントに協力し、屋外スペースでは、伊勢原うまいもの遺産創造委員会の物産などを販売。カンボジアの人たちによる野菜の販売なども行われ、交流に一役買っていた。

またこの日はカンボジアの子どもたちによる舞踊や、伊勢原からは創作和太鼓グループ「楽鼓」による和太鼓演奏が披露され、イベントを盛り上げていた。

式典で主催者を代表してあいさつに立った(株)コジマホールディングスの岡見健取締役は「カンボジアと日本のさらなる友情と友好の輪が広がることを祈念する」と語った。トゥイ全権大使は「イベントなどを通じて両国の人に活用していただき、互いに理解を深めることができる場所になれば」とし、萩原市長は「伊勢原にも多くの外国人が暮らす。カンボジアの方と地域の方、それぞれの文化の交流を期待している」と語った。

現在はカンボジアの人たちの交流拠点として運用しているが、本格オープンを予定する8月以降は、マルシェなど各種イベントを企画して両国の交流を図っていく。

舞踊を披露するカンボジアの子どもたち

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