今季の対外試合初安打マークで藤川監督に猛アピール！遊撃スタメン争うライバル・木浪聖也の前日の一発に奮起した阪神期待の好打者とは！？
小幡竜平が今季の対外試合初安打をマーク
2月16日、沖縄・宜野座村で行われた練習試合・広島カープ戦に、「7番・遊撃」で先発出場した小幡竜平は、2打数1安打。チームが5安打無失点と苦しむ中で、2打数2安打の好成績を収めた。
2回裏、2死二塁の場面で、広島カープ先発の森翔平からライト前にクリーンヒットを放ち、今季の対外試合初安打を記録した。この打席は、得点には繋がらなかったが、小幡竜平にとっては貴重なヒットとなった。
遊撃手として先発出場した小幡竜平は、3回に二塁手の山田脩也とのコンビネーションで、二塁ゴロを処理し、二塁ベースに落ち着いてトスを送り、併殺を完成させるなど、流れるような守備プレーを披露し、守備でも安定感を見せた。
試合後、小幡竜平は打撃面では「まだ体の開きが早い。そういった面では直す部分もある」と反省点も示すも、「ヒットが出たのは良かったです。出る出ないで全然気持ちは違う」とコメントした。その一方で、ライバルである木浪聖也が前日の楽天イーグルス戦でソロホームランを放ったことを意識し、「食らいついていく」という強い意欲を見せていた。
小幡竜平は、対外試合初安打を記録するなど、この試合で打撃と守備の両面で評価され、今シーズンに向けて良いスタートを切った。今後のレギュラーシーズンでのさらなる成長が期待される。