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『ジェイソン・ボーン』新作、ユニバーサルが権利喪失で争奪戦へ ─ Apple、Netflixが意欲

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ユニバーサル・ピクチャーズが、マット・デイモン主演の人気スパイ・スリラー『ボーン』シリーズの権利を喪失していたことがわかった。現在、業界では権利をめぐる争奪戦が繰り広げられているようだ。米が報じている。

『ボーン』シリーズは作家ロバート・ラドラムのスパイ小説に基づくシリーズで、『ボーン・アイデンティティー』(2002)から『ジェイソン・ボーン』(2016)まで計5作が製作された。うち4作品ではマット・デイモンが主演を務め、キャストを一新した第4作『ボーン・レガシー』(2012)ではジェレミー・レナーが主演。硬派な作風とリアルなアクションで人気を博した。

報道によると、ラドラムの遺産管理団体は『ボーン』シリーズを含む作品群の権利を米WME社を通じて販売しているとのこと。目的は『ボーン』シリーズの新たな製作・配給元を見つけ、主人公ジェイソン・ボーンをより頻繁に映像化することだという。すでにスカイダンス・メディアやApple、が団体側と面会済みで、ユニバーサルの出方によっては権利が戻る可能性もあると伝えられている。

ユニバーサルは2019年ごろから『ボーン』シリーズの新作映画を検討し、2023年には『西部戦線異状なし』(2022)『教皇選挙』(2024、日2025)のエドワード・バーガー監督が就任していた。ところがユニバーサルが権利を失っている以上、この企画は凍結状態とみられ、マット・デイモンが復帰する見通しも立っていないことになる。すべては新たに権利を獲得した企業の方針ひとつとなるだろう。

なお、同じく映画界の人気スパイであるは、Amazon/MGMがクリエイティブの指揮を執る方針が先日ばかり。ハリウッドのIP(知的財産)をめぐる争いは、今後ますます苛烈なものとなっていくかもしれない。

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