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自民党総裁選は“刷新”ではなく“刷新感”

文化放送

現在、11人が乱立している今回の自民党総裁選。8月20日「長野智子アップデート(文化放送)」では、日刊ゲンダイ第一編集局長の小塚かおるに自民党総裁選の問題点を聞いた。 

小塚「総裁選のキーワードって“刷新感”なんですよ。“刷新”じゃなくて“刷新感”なんですよね」 

長野「“感”…なるほど」 

小塚「つまり刷新したイメージをとにかく出したい。だから若い人、新しい人、フレッシュな顔…。では、なぜ“刷新感”が大事なのか、結局、目の前にあるのは選挙で誰だったら勝てるかっていうことだけなんですよ」 

長野「岸田総理も自分じゃダメだろうから退陣するっていうことですもんね」 

小塚「それでいいんですか?っていう話だと思うんですよ。何で自民党がここまで信頼を失ったのか、それは政治とカネの問題ですよね。自民党は政治にこんなにお金をかけている。パーティーでは8割も9割も利益率上げてお金集めている。そのお金はどう使っているのかっていうのを考えると、選挙で勝つためにお金を使っているのではないか。あとは支援団体との関係ですよね。企業献金、団体献金の法律改正も今回全く触らなかった。パーティーも曖昧な形にしましたけど、これではお金をもらってる人たちのための政治を自民党はやっているのではないかと思ってしまいますよね」 

長野「国民のためじゃなくてね。そんなにお金を貰ってると裏切れない…」 

小塚「そういうところが見えてしまったので、もし本当にそうだったんなら、これからどう変えるのか?そこまで踏み込んでもらわないと納得できない」 

長野「総裁選でその話にならなかったらどうします?」 

小塚「これから出馬表明する人たちが政治とカネの問題についてどう説明するのか注目です」

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