パッティングが苦手な人必見!上達の秘訣は“プロサイド”に外し続けること【筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術/杉村良一】
効率的スイング!スギプロのSS打法
パッティングが苦手な人のために
上達の秘訣は“プロサイド”に外し続けること
パッティングが苦手で、「どうしたら上手くなるのか分からない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そういう人のために上達の秘訣を教えましょう。
まず、カップを狙って打ったボールの通り道に、プロサイド(プロライン)とアマチュアサイド(アマライン)という2つがあるのをご存じでしょうか?
ご存じの方も多いと思いますが、一応、知らない人のために説明しておきましょう。
例えば、フックラインを狙って打って入らなかったとき、カップの左を通り過ぎた場合は「アマチュアサイドに外れた」といい、カップの右側を通り抜けていった場合は「プロサイドに外れた」といいます。
なぜ、プロとアマという呼び方をするかというと、カップの右を抜けていったボールは曲がり方によっては入る可能性がありますが、カップの左を抜けていったボールが入る確率はゼロだからです。
さらに付け加えれば、フックラインの場合、カップの右側を抜けたボールはカップの左側を抜けたボールよりも必ずカップの近くに止まります。左側を通るとドンドン離れていってしまうのです。
ではこのことを知っていた人にうかがいます。アナタはこれをコースで実践されていますか?
私が知る限り、実践されていない人がほとんどです。皆さんラインを浅く読み過ぎて、アマチュアサイドに外してしまうのです。
もちろんカップに入れるのが一番ですが、もし外すとしても、必ずプロサイドに外すように。これをやり続ければ、カップインの確率は確実に上がるはずです。
【出典】『筋力&体力が低下しても250ヤード以上飛ばせる飛距離UP術』 著:杉村良一