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列車を眺めながら至福の一杯を…。JR筑後吉井駅内にオープンした自家焙煎コーヒーの店『Zelkova Coffee えき』(うきは市)『グルメ』

福岡・九州ジモタイムズWish

JR久大本線の筑後吉井駅(福岡県うきは市)に降り立ち、駅舎内へ進んでいくと、ほのかなコーヒーの香ばしい香りが漂います。切符売り場のすぐ横にある『Zelkova Coffee(ゼルコバ コーヒー)えき』は、昨年(2024年)11月にオープンしました。この店は、うきは市の人気カフェ『ぶどうのたね』の一角にある自家焙煎コーヒーの店『Zelkova Coffee』の2号店。
「コーヒーが飲める豆屋さん」をコンセプトにしており、コーヒー豆の販売を中心に、こだわりのコーヒーやスイーツを提供しています。

オーナー・田中隆宣さんが、自らケニアやエチオピアなどの産地へ足を運び、厳選した良質の豆を使用しています。調達から焙煎、抽出まで高い品質を追求しており、特に希少性の高い「ゲイシャ種」のスペシャルコーヒーは注目の一品。筆者は、1杯1500円の「ボリビア・アグロタケシ ゲイシャ・ウォッシュド」に興味をひかれたので、試してみました。
Brewer渡邉さんが、豆とお湯のベストな比率で丁寧に抽出したハンドドリップコーヒーは、口に含んだ瞬間、いつものコーヒーでは味わえない柑橘系のさわやかな香りがフワッと鼻に抜けていきます。「これはおいしい♪」。雑味のない後味は、コーヒーが苦手な人でもおいしく感じられるのではないでしょうか。

駅を利用する人が手軽に楽しめるオートブリュワーマシンを活用した「テイクケアコーヒー」(390円)は、デイリーユースにおすすめ。また、豆を購入すると、コーヒー1杯を無料でサービスしてくれるそうですよ。

『Zelkova Coffee えき』限定の「ダックワーズ(キャラメル・抹茶・コーヒー)」(2個380円)は、ドリップコーヒーはもちろん、ラテとの相性も抜群です。ひと口サイズで外はサクッ、中はふわっとした生地が特長。バタークリームをベースにした3種類の味から、お好みを2つ選べるのがうれしい♪

昭和の雰囲気を残す駅舎と落ち着いたオシャレな空間でコーヒーを楽しむことができ、窓から望める駅のホームと耳納連山の景色が、心を満たしてくれます。
また、ホームには席が用意されており、列車を間近で眺めることも。時間が止まったかのような特別なひと時を味わうことができますよ。

オーナー田中さんは「産地からおいしいコーヒーをいつもお客様に届けたいと思っています。私たちは生産者と生活を結ぶ架け橋です」と話します。『Zelkova Coffee』は、豆の選び方からおいしく淹れるコツまでアドバイスもしてくれます。ここに来れば、自分好みの一杯に出合えるかもしれません。

『Zelkova Coffee えき』
福岡県うきは市吉井町1990(JR筑後吉井駅内)
10:00~18:00(L.O 17:00)
木曜定休
※駅横に専用駐車場12台有ります。
Instagram@zelkovacoffee

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