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『IT/イット』ペニーワイズ役ビル・スカルスガルド、DC映画のジョーカー役を熱望 ─ 「僕の中に最高のジョーカーがいる気がする」

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『IT/イット』シリーズのペニーワイズ役で知られるビル・スカルスガルドが、DCコミックスのジョーカー役に強い意欲を示した。ポッドキャスト「」にて、その思いの丈をわずかに語っている。

スティーヴン・キング原作映画『IT/イット』で、“恐怖のピエロ”ペニーワイズ役を体現して高い評価を受けたスカルスガルドは、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)や『バーバリアン』(2022)『悪魔はいつもそこに』(2020)などに出演。『2』(2018)や『エターナルズ』(2021)でマーベル映画にも参戦したが、じつは「子どものころはバットマンが大好き。バットマンが僕のスーパーヒーローでした」と言う。

俳優として演じるとしたら、バットマン/ブルース・ウェインか、それとも宿敵ジョーカーか? この質問にスカルスガルドは一瞬悩むと、「両方やりたいかも」と笑い、「僕にはどこか分裂したところがあるんです。バットマンとジョーカーが同一人物というのはどうでしょう」と冗談めかした。「双子を演じるときみたいに、衣裳を着替えて一人二役で撮る。いかにも大変そうですけど」。

しかし、それでも特に惹かれるのはジョーカー役のようだ。「僕の中のどこかに、最高にクールなジョーカーがいるような気がする。すごくいいものになると思います」と自信をにじませた。

過去のバットマン映画で最も好きなジョーカーは、『ダークナイト』(2008)のヒース・レジャー。「17歳くらいだった僕には、本当に大きなものでした」と振り返る。「俳優を目指していた当時の僕にとって、ヒースは自分のなりたい俳優像を象徴するような存在でした。そして、彼は亡くなった。大きな衝撃を受けました」。

なお『IT/イット』シリーズでタッグを組んだアンディ・ムスキエティ監督は、新DCユニバースのバットマン映画『バットマン:ブレイブ&ボールド(原題)』を準備中。新たな世界観のため、バットマン/ブルース・ウェイン役には新たな俳優が起用される。いずれ、新たなジョーカーも登場することになるだろう。いまやムスキエティ組を代表する存在となったスカルスガルドが、本当にジョーカー役を演じる未来も大いに考えられる。

ちなみにスカルスガルドは、『バットマン:ブレイブ&ボールド』について、少しだけムスキエティ監督と話したことがあるそう。「現状がどうなっているのかはわからないけれど、素晴らしいですよね」と語った。

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