ポン酢の作り方。自家製なら簡単に自分好みの味へ!
自家製ポン酢の作り方
調理時間:10分
寝かせる時間は含みません
材料4つで作るシンプルなポン酢の作り方をご紹介します。寝かせることでまろやかさとコクが増すため、時間があるときに作って冷蔵庫で熟成させておきましょう。生のゆず特有のフレッシュでさわやかな風味のポン酢に仕上がりますよ。
材料(作りやすい分量)
ゆず:3個(果汁80~90cc程度)
しょうゆ:120~130cc
昆布:3g
かつおぶし:3g
作り方
ゆずをしぼる
ゆずを半分に切ってしぼり、種をこします。
しょうゆと果汁を合わせる
保存容器にしょうゆとゆずの果汁を入れます。
昆布とかつおぶしを加えて寝かせる
昆布とかつおぶしを沈めて、冷蔵庫で2日以上寝かせて完成です。可能であれば1週間以上寝かせてください。
おいしく作るためのポイント
果物がない場合は果汁でも簡単に作れる
市販の柑橘の果汁があれば簡単にポン酢が作れます。ゆず果汁のほか、レモンやライム、すだちなどお好みの果汁を使ってみてください。また、昆布とかつおぶしの代わりに粉末だしを大さじ1/2~1杯ほど入れて風味を加えるのもおすすめです。
材料はアレンジ可能!
よりシンプルに作るなら、昆布とかつおぶしを省いてしょうゆと果汁のみで作ることも可能です。果汁の風味と酸味が際立つシャープな味わいのポン酢に仕上がりますよ。
ゆず以外の柑橘で作る場合の果汁80~90ccの目安は、レモンが2個、ライムが3個、すだちが15個ほどです。レモンを使うと酸味が強くすっきり味に、ライムを使うと酸味が強くなくほのかな苦味が加わり、すだちを使うと風味豊かで和の雰囲気に仕上がります。
果汁が分量に足りない場合は?
果汁が少ない場合は、穀物酢や米酢などお好みの酢を足すか、市販の果汁を足してください。ゆず果汁のほか、すだちやレモン、ライムの果汁を使っても作れます。
自分好みの味への調整方法
酸味控えめにしたい場合は、果汁の6割程度のみりんを煮切って加えてみてください。自然な甘味が加わってマイルドなポン酢に仕上がります。酸っぱいものがお好きであれば、しょうゆと同量の果汁を使いましょう。
熟成させるとさらにおいしい!
最低でも2日寝かせて熟成させましょう。1~2週間ほど寝かせると、ゆずの酸味がマイルドになってコクが増します。酸味が苦手な方は2週間以上寝かせてから使いましょう。
手作りポン酢の日持ち
作ったポン酢は、蓋付きの清潔な保存容器に入れて冷蔵庫で保存しましょう。1~2週間経ったら昆布とかつおぶしをこし、密閉できる清潔な保存容器に移してください。冷蔵で3カ月から半年ほど保存可能です。保存期間の目安は保存状態によって異なるため、使う際は表面に異物が浮いていないか、異臭はしないかを確認しましょう。
自分好みのおいしいポン酢を作りましょう
ポン酢の作り方とアレンジアイデアを知っておくと、簡単に自分好みの味に調整できます。果汁の種類を変えたりみりんを加えたりして、酸っぱさや甘さが好みになるようにアレンジしてみてください。
ポン酢は鍋のつけだれやマリネやサラダのドレッシング、炒め物や煮物の味付けなど、幅広く活躍する調味料です。自家製ポン酢でおいしい家庭料理を作りましょう。
ライター:伊藤 千亜紀(フードアナリスト)