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【横浜市旭区・瀬谷区】グリーンエクスポ 開催500日前に機運醸成 両区で体験型行事

タウンニュース

新聞紙で作る防災スリッパ

旧上瀬谷通信施設が会場となる「GREEN×EXPO2027」(国際園芸博覧会)の開催500日前(11月4日)に合わせた取り組みが旭区と瀬谷区で11月に展開される。「環境」や「防災」、「花」などをテーマにしたワークショップなどが行われ、グリーンエクスポに向けて地元から盛り上げていく。

防災啓発、巨大アートも

旭区では11月8日(土)、「Lifewith環境×防災」と銘打ったワークショップが二俣川駅の東西自由通路で開かれる(午前10時〜午後3時/参加無料で予約不要)。横浜国際園芸博覧会旭区推進協議会と旭区役所が主催するもので、普段廃棄する新聞紙やダンボールを用いて防災スリッパを作成。区民の環境や防災に対する意識向上を図ることが目的だ。参加者にはグリーンエクスポの機運醸成ツールで、腕に付ける「BloomingRING」が限定配布される。

4日(火)には鶴ヶ峰駅に高さ1m80cm、幅20mの巨大アートが登場する。これは昨年11月に旭区内で行われたワークショップに参加した親子など500人超の塗り絵を組み合わせたもの。水彩色鉛筆によってコスモスやジャスミン、バラ、桔梗が描かれており、横浜方面行きホームの仮囲い部分に掲示される。期間はグリーンエクスポ終了までの予定。

「(8日の催しが)資源循環や防災について考えるきっかけになれば」と旭区区政推進課(【電話】045・954・6026)の職員。アート作品についても、「市民と一緒に盛り上げていきたい」と話す。

花や農をテーマに

瀬谷区では「SEYABLOOMMARKET500」が11月1日(土)に瀬谷駅の北口駅前広場と南北自由通路で行われる(午前10時30分〜午後3時)。主催は横浜国際園芸博覧会瀬谷区推進協議会と瀬谷区役所。

「花×環境」をテーマとしたワークショップ(1時〜/先着120人)は、地元の横浜隼人中学・高校の生徒が企画・運営。結婚式場で使われた花を再利用し、バスボムを作る。簡単な質問に答えて年間のCo2排出量をセルフチェックできる「デカボmyスコア体験」も実施(10時30分〜正午)。各プログラムの参加者にはブルーミングリングが配られる(数量限定)。

この日は「せやマルシェ」もあり、地場野菜が販売されるほか、瀬谷の食材を用いたキッチンカーが並ぶ。また、区内の障害福祉事業所の利用者による手作り製品なども販売される。

瀬谷区区政推進課(【電話】045・367・5632)の職員は「グリーンエクスポのテーマに関連した企画を用意しています。ぜひ多くの方に参加してもらい、開催に向けて盛り上げていきたい」と話す。

花の塗り絵を楽しんだ※昨年の様子
せやまるとブルーミングリング
大勢の人で賑わうマルシェ※過去の様子

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