旧居留地のモダニズム建築『日本真珠会館』跡にできる「マンション」が着工。工事完了は2年後の予定
東遊園地の西側にある『日本真珠会館』跡にできるマンション「Brillia神戸旧居留地」の工事が始まってます。神戸市中央区東町122-1
写真:在りし日の真珠会館
地上4階、地下1階で「戦後建築の本格的な出発点となる作品」として国の「有形登録文化財」にも指定されていた『日本真珠会館』。
老朽化のため2023年3月末に閉鎖され、2024年6月にはさら地になっていました。
その跡地には、地上13階建て・総戸数53戸の共同住宅・展示場・事務所からなる複合マンション「Brillia神戸旧居留地」がオープン予定。
1階・2階部分には「日本真珠会館」を設け、旧建物にあった「神戸パールミュージアム」などの施設もできます。
デザインは、旧居留地内の西洋建築のデザイン要素を取り込んだ、街並みに調和したシンボリックな建物に。旧建物の内装で使用されていたサインや照明器具などが一部そのまま再利用されます。
旧居留地エリアでは14年ぶりとなる新築分譲マンションなんだそう。工事完了は2年後の2026年7月の予定です。
工事完了
2026年7月下旬(予定)
引渡し
2026年9月下旬(予定)
総戸数
53戸(⼀般販売43⼾、特定会員優先販売10⼾)他、事務所・展⽰場1区画
構造・規模
鉄筋コンクリート造地上13階、地下1階建
販売時期
2024年11月中旬販売開始(予定)
間取り
1LDK~3LDK
「日本真珠会館」の内装で使われていたデザインやライトなどが再利用されるとのことで、2年後どんな姿に生まれ変わっているのか気になりますね。