佐々木希を起用した「イッカ」が好調のコックスの通期決算は売上高が153億円
イオングループでカジュアルファッションショップを展開するコックスは4月10日、2025年2月期の通期連結決算を発表した。売上高は153億200万円(前年比2.8%増)、営業利益は12億6300万円(同5.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は11億9600万円(同4.8%増)と増収増益だった。
主力ブランドである「イッカ(ikka)」が、モデルで俳優の佐々木希を起用した雑誌タイアップ企画を春に続いて秋も実施し、売り上げが拡大した。コックスは175店舗を展開しているが、「イッカ」のブランド力の強化を目的に店舗の改装を行なってきたことも好業績を牽引した。
コックスの2026年2月期通期の連結業績予想は、売上高は158億円(前年比3.3%増)、営業利益は13億円(同2.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10億2800万円(同14.1%減)としている。