景時公に思いを馳せて 梶原公顕彰会がイベント
源頼朝の側近として活躍した梶原景時を長年研究している「寒川町梶原公顕彰会」協力によるイベント、「梶原景時公一之宮館出立を想う夕べ」が1月19日、梶原景時館址などで開催された。
当日は、同館址がライトアップされたほか、より景時公出立の前夜に思いを馳せてもらおうと篝火が焚かれ、周辺は幻想的な雰囲気に。甘酒が無料で振る舞われ、参加者は思い思いの時間を過ごしていた。
その後、会場を一之宮地域集会所に移し、同会役員によるミニ講座や、寒川町歴史文化学習ハンドブック『えびらの梅-梶原景季とうぐいすの物語-』を執筆した歴史創作家の黒嵜資子さんから創作秘話などの解説や朗読が行われた。予定を上回る約40人が集まり、10代前半の参加者もいた。
同会では、「地についた活動を継続することで、永く梶原景時一之宮館を保存、継承していきたい」とコメントした。