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【厚木市】インフルエンザ流行期に 県平均の2倍超、学級閉鎖相次ぐ

タウンニュース

インフルエンザ流行期に

神奈川県が10月30日、インフルエンザの流行注意報を発令した。厚木保健福祉事務所管内(厚木市・愛川町・清川村・海老名市・座間市)の第43週(10月20日〜26日)の定点当たり報告数は「24・38」に達し、県平均「11・88」の2倍以上となった。この急速な感染拡大を受け、厚木市内では小学校の学級閉鎖が相次いでいる。

県平均の2倍超

神奈川県では、県内のインフルエンザの定点当たり報告数が第43週(10月20日〜26日)に「11・88」となり、流行注意報の基準である「10・0」を超えた。

中でも、厚木保健福祉事務所管内の報告数は「24・38」と最も高く、急速な感染拡大が示されている。

県では手洗いや咳エチケットの徹底、マスクの着用、ワクチン接種などを呼びかけている。

この影響を受け、厚木市では学級閉鎖が相次いでいる。

厚木市教育委員会によると、10月1日〜10月31日までに市立小中学校計13校28学級で学級閉鎖の措置が取られた。

昨年の同時期、市内の学級閉鎖は1件のみであり、今シーズンの流行の早さが目立つ。なお、同日時点で愛川町、清川村での学級閉鎖等の報告はない。

予防接種を実施

厚木市・愛川町・清川村では、インフルエンザワクチンの予防接種費用助成を実施している。

高齢者(65歳以上、または60〜64歳で特定の障害のある人)は、3市町村いずれも自己負担1500円で接種を受けられる。

こどもへの助成も行われており、助成額は1回につき1000円。対象年齢は、厚木市と清川村が生後6カ月から高校3年生まで。愛川町は生後6カ月から小学6年生までと、中学3年生、高校3年生が対象。

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