【イタリア】海辺の小さな街 モノポリとポリニャーノ・ア・マーレ
イタリアには小さくてかわいい街がたくさんありますが、今回はその中から、南イタリアのプーリア州にある、モノポリとポリニャーノ・ア・マーレという2つの街をご紹介します。
モノポリ
最初に行こうと決めたのは、モノポリでした。
「イタリアの小さな村へ アルベルゴ・ディフーゾのおもてなし」という本で紹介されており、アルベルゴ・ディフーゾに泊まってみたいと思ったのと、友人にすすめられたのがきっかけです。
宿泊先は実際に、本で紹介されていた「アルベルゴ・ディフーゾ モノポリ」に泊まりました。
アルベルゴ・ディフーゾのアルベルゴはホテル、ディフーゾは分散という意味で、チェックインするフロント、部屋、レストランなどが別棟にわかれていたりします。
私はフロントのあるすぐ隣の建物の2階の、アットホームな雰囲気のお部屋に宿泊しました。
まるで知り合いの自宅の一室を借りているような親しみを感じます。
ホテルに荷物を置いたら、歩いてすぐのアドリア海沿いや、白くてかわいらしい旧市街の街並みを散歩したりしました。
クリスマスシーズンに行ったので、街中のあちこちにクリスマスの装飾もありました。
モノポリは古くから漁村として栄えた街なので、新鮮なシーフード料理をいただくこともできます。
モノポリへのアクセスは、プーリア州の州都バーリという街から電車で50分ほどです。
時間帯によっては同料金で30分で着く速い電車もあり、南イタリアの中では比較的に公共交通機関でアクセスしやすい観光地と言えます。
駅から旧市街の中心部にある「アルベルゴ・ディフーゾ モノポリ」までは徒歩20分ほどでしたが、事前に連絡すると車もしくはトゥクトゥクで送迎もしてくれます。
ポリニャーノ・ア・マーレ
モノポリの周辺観光について調べるうちに、近くのポリニャーノ・ア・マーレという街にも電車でたった1駅で行けることがわかり、翌日はそちらにも行ってみることにしました。
ポリニャーノ・ア・マーレは歌手の宇多田ヒカルさんが挙式した街としても話題になったようで、そう言われてみると街の名前を聞いたことがあったかもしれないと思いました。
ポリニャーノ・ア・マーレも、モノポリ同様に白い街並みがかわいらしい街です。
また、断崖絶壁が続くダイナミックな海岸線と、岩に囲まれた小さなビーチがとても美しく印象的でした。
ポリニャーノ・ア・マーレには、Grotta Palazzeseという人気の洞窟レストランもあります。
冬季(11月下旬頃から3月初旬頃)は休業していますが、営業している時期であればぜひ行ってみたかったと思いました。
私は冬に行ったのでレストランには行けませんでしたが、やはり夏に賑わうリゾート地なので冬は人もまばらで、静けさも楽しむことができました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
モノポリもポリニャーノ・ア・マーレも、日本ではあまり聞き慣れない地名かもしれませんが、とてもオススメの街です。
いずれも電車の駅から歩いて行けるのも、公共交通機関で行ける観光地が限られるイタリアにおいては嬉しいポイントです。
南イタリアに行く際には、ぜひ旅先の候補としてご検討してみてください。