川崎西税務署 職場体験で生徒にエール 税理士事務所も協力
多摩区、麻生区を管轄する川崎西税務署(千葉隆史署長)で8月2日、高校生の職場体験が行われた。
参加したのは桐蔭学園高校(横浜市)に通う1年生6人。働くことの大切さや厳しさを学ぶことを目的に、昨年は同校所在地を管轄内とする緑税務署で実施した。今年は同校の教諭が川崎市内の税理士とつながりがあったことをきっかけに、初めて同署で実施された。
当日は同じく協力者である、東京地方税理士会川崎西支部(古舘修支部長)の岡野直純税理士事務所(麻生区上麻生)で、会計ソフトを使った決算書の作成に挑戦。同署に移動したあとは、動画を通じて国税調査官や国税査察官の業務内容について学んだ。千葉署長は「進路の選択は難しいと思うが、自分の好きなことで他の人に貢献できることを考えてみてほしい」と生徒たちにエールを送った。