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サンシャインシティとアルバルク東京が描く“ファミリー”の形とは?|代々木第一体育館でのホームゲームで行われるさまざまな活動に密着

Sports

Bリーグ・アルバルク東京と2023-24シーズンからパートナーシップを結んでいる『サンシャインシティ』は、池袋のランドマークとも言える大型複合施設です。代々木第一体育館で行われるアルバルク東京のホームゲームには多くのファミリー層が訪れ、サンシャインシティとアルバルク東京で作るキッズスペースで楽しむ姿が見られます。

2025年2月には、ホームである代々木第一体育館で「サンシャインシティ presents. アルバルク東京ファミリー応援デー」を開催しました。『サンシャインシティ』が、家族連れで楽しめる空間をどのような想いで作っているのかを取材します。

ファミリーで楽しむスポーツ観戦|アルバルク東京とのパートナーシップの背景

サンシャインシティがアルバルク東京とパートナーシップを結んだ背景には、「ファミリー層がより快適に過ごせる場を提供し、スポーツを通じて地域とのつながりを深めたい」という想いがありました。サンシャインシティ自体も、“ファミリーに寄り添った施設”を目指したプロジェクトやイベントが数多くあります。

「実際に初めてアルバルク東京のホームゲーム会場に行ったときに、多くのお子さん連れの方がいて驚いた。」と話すのは、サンシャインシティで宣伝・販促を担当している多田航平さん(以下、多田)。

家族でともに過ごせる場所として認識されているのは良いこととしつつ、「子どもとどのようにホームゲーム会場の中で楽しく過ごせるかのアイデアがほしい」とアルバルク東京側からサンシャインシティへ打診があったことが、のちのパートナーシップ締結に繋がります。

新型コロナウイルスの感染拡大により、商業施設は苦しい状況に立たされ、サンシャインシティは集客のターゲットを一都三県からより近い“近隣5区(豊島区・練馬区・板橋区・北区・文京区)”に絞る施策を行っていました。「コロナ禍も明けて来た中で、改めて少しずつターゲットを増やしていこうというときに、アルバルク東京さんの試合会場でプロモーションすることで、より広い顧客へのアプローチの機会になる(多田)」と考えたサンシャインシティの施策により、実際に集客に繋がっている実感も得られているようです。

試合会場に「もうひとつの楽しみ」を|キッズエリアと親子の新しい過ごし方

バスケットボールの試合は、熱狂的なファンだけのものではありません。親子で楽しめる空間があることでスポーツ観戦のハードルを下げ、より多くの人に試合を楽しんでもらうことができます。そこでサンシャインシティは、アルバルク東京の試合会場に『キッズエリア』を設置しました。

「代々木第一体育館のキッズエリアスペースは、ある程度の広さがあります。設営や撤去の容易さも含め、お子様が気軽に遊べるもの、かつサンシャインシティの展望台や水族館のプロモーションを意識して作っています。(多田)」

アルバルク東京のホームゲーム・代々木第一体育館のキッズエリアでは、保護者の方も安心して子どもを遊ばせることができます。「お客様に寄り添いながら、“サンシャインシティを想起させる仕掛け”を入れることで当社のPRもできているので、相互にメリットのある取り組みになっていると思います(多田)」

会場で感じた「スポーツ×社会貢献」の広がり|取材レポート

アルバルク東京とサンシャインシティの取り組みでは、“社会貢献”の部分にも力を入れています。例えば、サンシャインシティが行う『絵本の森』というイベントの出張版が冠試合の日に出展しました。

「“読まなくなった絵本を次の世代へ”をテーマに、サンシャインシティに回収ボックスを設置し、そこに集まった本を次の世代の子どもたちに配り、循環させる活動をしています。豊島区だけでなく代々木第一体育館でも実施することでこの活動がより広がりますし、社会的責任活動にも力を入れているアルバルク東京さんだからこそこうした取り組みにもご評価をいただけたのかなと思っています。(多田)」

また、サンシャインシティは『ファミリー応援パートナー』として、子どもたちの思い出づくりにも貢献するようになりました。その中で、試合前の練習を誰よりも近くで見学する『プラクティスキッズ』、選手と一緒に入場する『ハイファイブキッズ』は人気のコンテンツです。加えて、この日はサンゴの保全活動にも力を入れるサンシャインシティ(サンシャイン水族館)が主催するサンゴについて学ぶ『サンゴ教室』も開催されました。

プラクティスキッズ

参加した子ども「昨年からミニバスを始め、“選手を近くで観てみたい!”と思って応募しました。応援メッセージも緊張したけれどうまく答えられてよかったし、選手も手を振ってくれて嬉しかったです。プレーを近くで観れたのは、意識が飛ぶくらいうれしかったです!」

保護者「子どもにはバスケを好きでいてほしいので、自分たちで練習する楽しさだけでなく、プロのこうしたイベントや実際のプレーを間近で見て楽しんでほしいです。こうしたことが一番”好き”に近づけると思うので、是非続けてほしいです。」

冠試合日に『プラクティスキッズ』に参加してくれた子どもたち

ハイファイブキッズ

ハイファイブキッズは、選手入場時に選手たちとハイタッチができます。

参加した子ども「初めて選手を近くで観て、とても大きかったです!」

保護者「いろいろなイベントに参加でき、また、企業さんがこうして協力してくれて嬉しいです。参加した子限定のTシャツがあるのも、思い出になって嬉しいですね。」

サンゴ教室

サンゴ教室への参加者は27人(11組)で未就学児から小学校低学年の子どもたちが参加しました。全員参加型で、サンガに関するクイズの解答について1つ1つ丁寧に解説しながら進んでいくため、子どもたちは飽きずに楽しむことができていました。 本物のサンゴの骨格標本が1人1個配られることもあり、子どもたちは貴重な体験を積むことができたようです。

未来への展望——スポーツの力を活かしたさらなる挑戦

今回のパートナーシップを通じて、サンシャインシティはスポーツが持つ可能性をさらに広げようとしています。今後は、2025年にオープンする『TOYOTA ARENA TOKYO』での展開や、さらなる地域貢献活動の強化を視野に入れています。

ファミリーの象徴として、”サンシャインシティ”の名前が出てくるような企画・イベントをアルバルク東京さんとご一緒し続けられればいいなと思っています。逆に、私たちが本拠地とする豊島区の子どもたちに、アルバルク東京の選手、あるいはチアリーダーとともに伺うことができるような企画も考えていけたらと思います。(多田)」

写真提供:アルバルク東京

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