【オールスター第1戦】緩急自在のオリックス宮城大弥と剛腕クローザー、巨人マルティネスが先発
3勝3敗、防御率2.47の宮城
プロ野球のオールスターゲーム第1戦が23日、京セラドーム大阪で行われる。先発はホームのパ・リーグがファン投票で選出された左腕・宮城大弥(オリックス)、ビジターのセ・リーグはクローザーとして28セーブを挙げているライデル・マルティネス(巨人)。好対照の両投手が先発マウンドに立つ。
宮城は今季15試合に登板して3勝3敗、防御率2.47。5月21日のロッテ戦で3勝目を挙げてから勝利の女神に見離されているが、クオリティスタート(6回以上自責点3以下)は15試合中13試合で記録しており、安定した投球を続けている。
オールスターは2回目の出場。初出場だった2021年の第2戦(楽天生命パーク)では2回を投げて2安打1失点。佐藤輝明に一発を浴びた。
2023年の日本シリーズ第7戦でも4.2回5失点で敗戦投手となって日本一を逃しただけに、オールスターとはいえ阪神勢には打たれたくないだろう。
ホームグラウンドではあるものの、阪神のお膝元で虎党も多数詰めかけることが予想される第1戦。溜飲を下げる宮城の快投をファンは待っている。
2勝2敗28S3H、防御率1.02のマルティネス
一方のマルティネスは今季37試合で2勝2敗28セーブ3ホールド、防御率1.02。中日から移籍1年目も不動のクローザーとして君臨している。
プロキャリアのほとんどをブルペンで過ごしてきたキューバ出身の剛腕。公式戦では2018年に4試合先発している。真っさらなマウンドは、5回5安打1失点だった同年6月5日のロッテ戦(ナゴヤドーム)以来7年ぶりだ。
パ・リーグ先発の宮城は100キロを割るスローカーブを使い、緩急を駆使した投球をするが、マルティネスは193センチの長身から投げ下ろす150キロ超のストレートと鋭く落ちるスプリットが武器。パ・リーグの強打者相手にどんな投球を見せるか楽しみだ。
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記事:SPAIA編集部