60代になってもデアデビル演じる?「デアデビル:ボーン・アゲイン」チャーリー・コックスの将来
デアデビル/マット・マードックが戻ってくる。2025年3月5日配信の「デアデビル:ボーン・アゲイン」では、一度打ち切り終了の憂き目にあったデアデビルが復活(ボーン・アゲイン)するシリーズだ。
ドラマ「デアデビル」は2015年から3シーズンにわたってにて配信されたシリーズ。物語は「ディフェンダーズ・サーガ」として関連タイトルとクロスオーバーしながら独自の拡張を遂げていたが、2018年に権利上の都合により打ち切り終了となっている。
以来、根強いファンから復活を求められていた盲目の弁護士は、(MCU)の映画やドラマ作品に何度かゲスト登場を果たしたのち、「ボーン・アゲイン」で本格カムバック。演じるチャーリー・コックスは、この先数十年にわたって同役を演じる覚悟があるという。
Nicole Rivelli/Netflix
米サンフランシスコで行われたイベントで「もう彼を10年演じている」と語ったコックスも現在42歳。前シリーズ時は30代だったが、今では40代に突入したロンドン出身の俳優は、「面食らってしまうけど、彼も歳をとっている」としみじみだ。米が紹介している。
コックスにとって、デアデビル役への思い入れは格別だ。世界的な注目を集めるきっかけとなった役だが、元々予定されていたシーズン4は、2018年に電話一本で突然打ち切り終了を告げられている。数年間の紆余曲折を経て再開できることについて、「破局したけど、元に戻りました」とジョーク。
しかし「今度は、本当の終わりが来るんだろうなと予感もしています」とも続けている。「長くやればやるほど、別れが辛くなる」と話すコックス。人気のマーベル・ヒーロー役でさえ、やがて卒業の時はやってくるものだ。
ところがコックスは、“ア・ニュー・ナプキン”に描かれた新たな計画のように、楽しい展望を得た模様。「コミコンで『デアデビル』のライターさんたちとお喋りしていた時に、60代のマット・マードックを描くデアデビルのコミックをリリースするんです、って話をされていて。“そうなんですね、すごい、じゃあまだ時間ありますね”と思いました」。
『オールドマン・ローガン』のように、マーベルコミックには有名ヒーローの年老いた姿を描くシリーズが存在する。2017年の映画『LOGAN/ローガン』はこれに着想を得たもので、ヒュー・ジャックマンは50歳目前でウルヴァリン役を演じ、その後も同役を続けている。によれば彼は90歳までこき使われるだろうから、チャーリー・コックスもまだまだ“ヘルズキッチンの悪魔”役を演じられるはずだ。
ちなみにコックスがコミコン中に耳にしたという60代のマット・マードックを描くコミックとは、『Daredevil: Cold Day in Hell』のことかもしれない。このシリーズでは年老いて能力を失い、引退したマット・マードックの物語が語られている。
(c) 2025 Marvel
「デアデビル:ボーン・アゲイン」は2025年3月5日ディズニープラス独占配信。
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