協定生かし地域活性 小田原市と花王
小田原市が民間企業と連携して市政課題の解決を目指す「若手交流会」を今年度も実施する。これに先駆け8月6日、花王コスメプロダクツ小田原(株)とおだわらイノベーションラボでキックオフミーティングを行った。
市は2月に花王コスメプロダクツ小田原(株)、花王(株)小田原事業場と包括連携協定を締結した。この協定を生かし6月と7月にスポーツ振興の一環で日本女子ソフトボールリーグ所属の花王コスメ小田原フェニックスが鴨宮中学校の女子ソフト部で技術指導を実施。さらに今回、交流会に参加することになった。
若手交流会には花王コスメプロダクツ小田原(株)の社員4人と市職員3人が参加。ミーティングでは「男女共同参画」「高齢者」「福祉」などをキーワードに、化粧品を使ったアイデアを出し合い、「自分らしく、ありのままに生きられる社会の実現を目指す企画を」と活発に意見交換をした。今後は施策を考え、来年2月までに実行する予定。