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鼻先を上向きにするトルコの形成手術に「ぶた鼻」「スケートボードランプ」と辛辣な声

Techinsight

トルコの都市イズミルの形成外科医による手術を受ける前の女性。鼻筋にでっぱり(ハンプ)があり、鼻先が下がったカギ鼻だった(『Op. Dr. Ferda Erol Boloğur Instagram「#burunestetiği」』より)

トルコの都市イズミルを拠点に活躍する形成外科医による、患者のビフォーアフターが話題となっている。注目されているのは、鼻先を上向きに整える形成手術で、Instagramで公開された動画には「ぶた鼻」「スケートボードランプだ」と辛辣なコメントが寄せられている。

ある女性の鼻の形成手術で手術後の姿が話題に。医師が投稿した動画はこちら

注目されているのは、耳鼻咽喉科と顔の形成外科が専門のフェルダ・エロール・ボルール医師(Dr. Ferda Erol Boloğur)で、手術後の患者の鼻先が一様に上を向いた“短鼻”となり、米ニュースメディア『New York Post』が「ドクター・スースの映画『フーヴィル(Whoville)』のキャラクターのような極端な鼻になった」と酷評した。

特に注目を集めているのは、ある女性患者のビフォーアフターの動画で、鼻筋にでっぱり(ハンプ)があり、鼻先が下がったカギ鼻であることが分かる。しかし、手術後は鼻筋がU字にカーブして鼻先が上を向いており、同医師は女性の鼻先をつまむと満足げにポーズを取った。

なお、この動画には、米ミシガン州の形成外科医アンソニー・ユン氏(Dr. Anthony Youn)が「もし私が手術を担当するなら、ハンプを少しだけ削り取るだけにとどめるだろう」とSNSで意見を述べた。

さらにユン氏は、「女性の鼻唇角(鼻下と人中の角度)の理想は95~105度だが、この女性のケースでは確実に123度以上はある」と述べ、これが行き過ぎた手術であることを指摘した。動画の視聴者からも、次のような批判的な意見が寄せられた。

「これは怖い! 私だったら完璧な鼻でなくても手術はしないわ。」
「こんな手術は違法とすべきだ。」
「鼻の形成手術で顔を完全に変える必要性は感じられない。もとの鼻の形を残しながら微調整だけするべき。極端な手術は、顔のバランスを崩すだけでなく、呼吸にも影響を与えるだろう。」
「この医師はどうかしているよ。」
「まるでスケートボードランプだね。」
「鼻が短すぎて異様。これぞぶた鼻だよ。」
「昨日、トルコのイスタンブール空港に行ったけど、まるで手術後の回復室のようだった。トルコでこれほど多くの人が手術を受けているとは異常だ。」

ちなみに、行き過ぎた形成手術の例として今春、中国の19歳の女性が話題となった。この女性は13歳から8300万円超を費やして整形し、両親ですら見分けがつかないほど変貌を遂げていた。

画像は『Op. Dr. Ferda Erol Boloğur Instagram「#burunestetiği」「Rhinoplasty Turkey」』『New York Post 「WHO did this?! ‘Whoville’ nose job videos shock squeamish viewers: ‘This should be illegal’」((C)Universal/Courtesy Everett Collection)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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