「おはしも」が大切 富岡小で火災を想定した避難訓練
火災を想定した避難訓練が22日(火)、上越市立富岡小学校で行われました。
訓練は校舎3階の理科室から火災が発生した想定で行われました。参加したのは全校児童およそ100人です。
児童は赤白帽子を素早く被り、非常口からグラウンドに避難しました。
長野哲也 校長
「命は1つしかない。(万が一の時)失敗は許されない」
続けて長野哲也校長は「押さない」、「走らない」、「しゃべらない」、「戻らない」のいわゆる「おはしも」が大切だと呼びかけました。
1年生
「(ベルが)怖かった。静かにすることや『おはしも』を学んだ」
「(避難)できた。(素早く)逃げられるといい」
長野哲也 校長
「(1年生)入学して初めての避難訓練で戸惑いもあったと思うが真剣にできたと思う。児童の安全第一に避難誘導できるよう職員も訓練したい」
このあと、高学年の児童が地元の防災士から消火器の使い方を教わりました。
6年生
「火が燃えた時にちゃんとできるようにしたい」
上越防災士会新道支部 森紀文 支部長
「(消火器は)最初の火種の時や数メートルの炎の時に使う。天井まで上がった時は手に負えないので消防署から出動してもらう」
富岡小学校では地震を想定した引き渡し訓練が、9月に行われる予定です。