切断者サッカー遠藤さん 「目標を持つ大切さを」 南戸塚小6年生が体験
アンプティサッカー(切断障害者サッカー)元日本代表で戸塚町の薬局を経営する遠藤好彦さんが12月2日、南戸塚小学校6年生を対象に講演と体験会を実施した。
同競技は事故や病気などで脚や腕に切断障害がある選手による7人制サッカー。遠藤さんは大学時代にバイク事故で右脚を切断し、35歳の時に競技と出会った。
遠藤さんは「アンプティサッカーの仲間と出会って、義足や周囲の視線が気にならなくなったた」と明かし、「大人になってから運動もしていなかったけど、練習して日本代表にまでなれた。小学生のみんなならもっといろいろできる」と目標を持つ大切さを語った。現在45歳だが、「来年はW杯の予選もある。もう一度代表に選ばれるよう頑張りたい」と思いを語った。